食品工場の夜
6分割のカメラが映し出す
社員の車のライト 歩く人の姿 近づく影
往来に目を向ける パスを差し出す 車の窓から ズボンのポケットから
家路に急ぐ 深夜のゲート
ひっそり冷たく 息も白くなる
疲れてる身体にも 未だ少しは元気がひそんでいる
そんな夜更けにも 工場のわずかな灯りの中で
リフトマンが物流の大型トラックに荷揚げする 黙々と
寝静まる町の中の工場は みんなが帰った後も
まだ ひたすら 動き回っている
(2020年4月20日記)
S.Yへ
あそこより今の会社のほうが自分には合っているんだろうな...
社員が夜更けに帰っていく ゲート間近でパスをかざす時
今日の一日が 変化があってない繰り返しの毎日が
少しだけ癒されるときは お疲れ様と 声をかけずにはいられなくなるが
そんなひと時が 何事もなく 過ぎていくのを 祈りたい
手を振って ドライバーを見送ると 挨拶して加速する
そんな繰り返しの毎日が 繰り返しではなくなる
夜更けに垣間見えた それぞれの笑顔が
明日を信じて 頑張っていける
お前に生かされてる自分 人に生かされている自分
今日も心をこめて 見送ろうか
(2020年4月23日)

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