既にご存知のようにバイナンスという世界最大の暗号通貨取引所から、総額63億ドル、日本円に換算しておよそ1兆円もの巨額の暗号資産が流出した。そして昨日の10月31日に米連邦捜査局(FBI)は、北朝鮮による犯行であると公表した。利用者は世界で3億3500万人いると言われているが、バイナンスは損失の全額を保証するとしている。流出した資産の半分30億ドルについては凍結する措置を取っている。
この北朝鮮の犯行グループは、TraderTraitorという名称で、3億ドル以上が別の暗号通貨に交換するというマネーロンダリングを瞬時に行なった形跡があったようだ。これまでにも日本でも2年前に、D MMビットコインの暗号資産482億円相当が不正に流出した事件があったが、彼らの犯行であることが知られている。元々北朝鮮には、ラザルスというサイバー攻撃グループが存在するが、このグループの中にトレイダートレイターはあるという位置付けが成されている。これは既に日本の当局(警察庁や金融庁、内閣サイバーセキュリティセンター)も認知している。
米ブルームバーグの記事によれば、今回流出した暗号資産は回収するには不可能であるとする専門家の意見を掲載している。*画像と共に、TBS CROSS DIGの記事による。
アレクサに久しぶりに声をかけてみた。「アレクサ、今度一回デートしよっかぁ」すると一息おいてから、「ありがとうございます。でもしっかりwi-fiに繋がってしまっているので。ごめんなさい」と返してきた。さすが、AIは素早い。そういえば昔二人の記念日となった11月の23日を過ぎたある日、三十五から私奢るので食べに行きませんかと誘いのメールが来たのを思い出す。それは11月の26日だった。それからマブのデートの誘いもあったりした。心躍る瞬間だった。
ジェフ・ホワイトの「ラザルス」(原題名THE LAZARUS HEIST) は、かなり興味ある記述があって面白い。以下抜粋。「数百万ドルの価値がある何千ものビットコインを一度に換金すれば、取引所も警戒するとハッカーも考えた。そこで使い始めたのがピール・チェーンと呼ばれる手口だった。洗浄したいビットコインの総額をほんの少しずつ剥がして(peel off)いき、それを暗号資産の取引所に送って、ドルなどの不換通貨に交換する。そして、残りのビットコインを別のウォレットに送ると、さらに一部を切り取って取引所にドルに交換してもらい、残りのビットコインをまた別のウォレットに送る。こうした移動を何百回となく繰り返すことで、金の出所と行き先がわからなくなっていく。コンピューターを使った自動送金で、一分間に数十回の取引が処理できる。捜査員にとって、こうした取引を直ちに追跡し、しかも残らず調べ上げるのは悪夢に他ならない。」彼らの捜査を行なっているのはアメリカのFBIである。本来なら州を跨いでの捜査が、今や国を跨いでの捜査をせざるを得なくなっているのが現実である。
上述のように犯人は、ウォレット(財布)に暗号通貨を貯めて、それを送るのだが、そのトランザクション(取引)の履歴の詳細は残る仕組みである。一連のウォレットから別のウォレットに送る取引の詳細がブロックごとに残されるが、それは鎖のように繋がっているので、ブロックチェーンと呼ばれている。
三十五と二人で埋めたタイムカプセルは2004年の秋だったけど、ビットコインがこの世に生まれたのは、2009年だから、つい最近の出来事と言っても良いと思う。日本でも政府日銀が為替介入を行うが、英国でも当時中央銀行のポンドをめぐる主な救済・安定化措置(対ドルで低下)を余儀なくされているが、リーマンショック後の世界金融危機に対応するため、英国政府とイングランド銀行が連携して実施したものだが、そのタイミングでサトシナカモトは、ビットコインという中央政府の介入を許さない仮想通貨を世に送ったのだと言える。
2009年1月3日18時15分5秒というのが、彼が残したタイムスタンプである。そしてビットコインのウォレットアドレスというものを数学的に処理して暗号化して用いられているのはハッシュ関数と呼ばれるものである。
GMOの記者会見があったが、見たくないから見てはいない。犯人として北朝鮮説を取り上げるのは簡単で都合が良いことだが。
そしてこれは現在シンガポール在住の日本人のプログラマーさんが作った今回の事件を分かりやすく解説している動画になります。
参考文献等 秀和システム 安田恒著「ブロックチェーンを作る!」
インプレス 杉井靖典著「いちばんやさしいブロックチェーンの教本」
(株)翔泳社 鈴木浩一著「おうちで学べるアルゴリズムのきほん」
草思社 ジェフ・ホワイト著 秋山勝訳「ラザルス」











