2025年8月26日火曜日

殺人事件の検挙と防犯カメラの威力

  2025年8月24日、事件発生の葺合警察署で緊急記者会見が開かれ、会見冒頭捜査一課長が警視庁の協力の下に殺人事件の被疑者を通常逮捕したことを報告した。葺合署に群がる記者団のカメラの放列を揶揄するSNSの書き込みもあったが、この署は旧庁舎のままで地震対策をしているんだという感慨が浮かんだ。まさに1995年当時この署に派遣されていたからだった。少しく庁舎は傾いていたが無事だった。跡形もなく完全に倒壊したのは兵庫署だった。伊丹署、宝塚署、長田署などと派遣されたのは、全国のパトカーだった。一日の活動を終えて給油所はパトカーだらけだった。自販機は当初売れ切れ表示だったが、徐々に回復してきた。警視庁のお巡りさんがジャンケンして自販機のジュースを出し合うのを見て、どこも同じなのだと思ったのはつい最近のような気がする。

村木野惠「風の仕業(いたずら)」

 上記リンク先であるAmazonのサイトには、当時の神戸のことが少し描かれている。話を戻そう。今や防犯カメラの威力なしに凶悪犯の早期の検挙はあり得ない。重要犯罪とは、殺人、強姦(今は不同意性交等)放火、強盗、誘拐をいうが、それらの犯罪を担当する部署が捜査一課である。今回逮捕された35歳の男は、24歳の被害者とは面識がないという。にも関わらずおよそ50分以上を尾行して犯行に及んだとされている。凶器は逃走中にマンション北側の駐車場に隠したと見られている。ナイフからは被害者のDNAが一致している。このような事件が発生した時(今年初めにも長野市で通り魔による犯罪が発生した)「リレー方式」で付近の防犯カメラや車のドライブ・レコーダーの動画を利用し、犯人の足取りを追い、犯行後の逃走経路を組み立てていく捜査が一般的である。そのような捜査方法は以前新宿で暴動が発生した際に役立ち、以降警視庁は専従班を組織している。大阪でも7年以上前から特にキタ・ミナミなどの繁華街で設置されている防犯カメラで犯人を特定し重要犯罪(守口の子供2名が誘拐され殺された事件や吹田警察の交番員が襲われ拳銃を奪取された事件など)の解決に役立てたり、通常のCMPなどの繁華街での条例違反や特殊詐欺に至るまで犯行の特定に利用されている。以前防犯カメラを活用した際に誤認逮捕するような事例もあったが、今ではAIによる精度向上に努めているし、動画も一昔前からは性能もアップしており今回の被疑者であれば「左足が悪い」から右足を中心に歩行するという特徴があり、同一犯であるという絞り込みが成されやすい。街中にカメラがあるドラマで言えば Person of Interest (=重要参考人という意味)が有名だけれど、主人公の元諜報部員の足の悪い相棒が「私がこのシステムを作り出したから」というセリフがあった。

 確かに中国では洒落にならない角度で住民の非行を暴くシステムになっている。そういうことのみを問題として以前東京都知事に出馬した鳥越俊太郎氏がNシステムを批判していたことがあったが、その時思ったのは「あなたの手塩にかけた娘さんが誘拐されました。それでもNシステムは活用されないのですね?」ということだった。自分に都合のいいことだけ主張してええ格好を言うのは昔から政治家やタレント議員の特権だ。そして、今保守を標榜している党が日本共産党の格好の餌食になっている。日本共産党はもう中共の言いなりだと言うことが分かった。野党とは、実現できそうもない消費税撤廃を掲げて世論に媚びる勢力をいう。れいわ新選組や日本維新の会などだけが中国や韓国寄りかと思っていたらそれは勘違いで、自民党こそ二階さんを上げるまでもなく中共ベッタリだったのだ。消費税を下げる論を主張すれば、茂木敏充が年金カットをチラつかせるといった具体に、政治家はこぞって日本人の気持ちから離れてしまっている。

 今後外国人労働者の問題でヨーロッパが直面したことが日本でも現実になることが予想される。既にイギリスでもフランスでももちろんイタリアでもそうだが、保守というよりその国の右翼政党が幅を利かせている。移民により立ちいかない事情が出てきたからだろう。最初は日本でもそうだが、ロボットではなくて、日本人の少子化に対応するには外国人労働者の導入が必須です。そんな議論がまことしやかになされており、それが当然の如く世論形成されてきたはずだ。今はどうか?クルド人が埼玉で見ただけ少女を誘拐しても恥じない人間が現れた。捕まっても不起訴になるか、起訴されれても外国人裁判官が無罪にしてくれる。日本は生活保護や医療でも充実していて外国人に住みやすい環境を整えている。インドやアフリカにまで拡大している。それは留学生しかり。大半が中国からの留学生である。至り尽せりの政策で応じている。スパイ天国という言葉が昔あった。もう立ち消えになって久しい。それは野党だけでなく自民党の親中により廃案とされてきたのだから。

 捕まった今回の被疑者も起訴されても、どうなるか知れない。過去に彼も「再犯の恐れがある」にも関わらずストーカー規制法から「5年間猶予」されていた。無罪だったというに等しい。その彼が再犯したのだった。誰も責任を取る者はいない。今の日本ではそこまで現実を直視する政治家もいなければ、学者もいない。私の姪は、再犯率の高い人間には、ICチップを埋め込むしかないと言っている。

2025年8月17日日曜日

夏の終わりに

  今日本を取り巻く環境はそんなに良くはない。それは政治家が勝手な論理でこの世界を動かしているからなんだろう。やっと日本人も気付いてきたのかも知れない。ほっておいたらこの日本はとんでもない国になってしまうんじゃないか?そんな疑念が沸々と湧いてきている状況で行われたのが先の参議院選挙だった。今まで信じられてきた事が、ちょっと違ってきて見え始めた。そう見えた時にはもう手遅れだったりもする。羅臼岳で登山していた26歳の会社員の若者がヒグマの犠牲になった。他の登山家も助けることができなかったくらい目の前の光景が凄惨なものだったろう。登山家も自衛手段が必要になってきたといえようか?それよりも北海道知事はどう考えているのだろうか。一人の命が失われてしまったことに。親熊と子熊2頭を駆除して終わりなのか。北海道はおよそ10年以上前から中国に狙われていて、いかに彼らが日本の媚中に纏わり付いて彼らの意図を実現しようと企んでいたか。太陽光パネルを世界遺産の湿原や自然を壊してまで開発して自分達の土地に変えていった。その間に日本の知事や地元議員は指を加えて見ていただけで、その結果自然は失われ、自然の中で人と共存していた熊やキタキツネや貴重な生き物が森を追い払われて、人と家畜が住むような下界に降りてきたのだった。

羅臼岳の山岳事故

 お盆ということで終戦記念の15日に、家で焼肉をした。以前なら庭で炭をいこしてしたのが、余りの暑さに避けて室内にした。


      

     今年2月に発行されたNHKスペシャル取材班によるドキュメンタリーで、一度ここでも取り上げたが、OSO18について詳しく調査追跡している本である。

 「北海道庁の推計に従えば、道内には2022年末時点で1万2175頭のヒグマが生息しているとされる。このヒグマも、そのうちの一頭として、名前を持たないまま森の奥で生き、一生を終えるはずだった。」(講談社刊「異形(いぎょう)のヒグマ」より)    

 しかしヒグマも人と同じで群れの中で生き、戦い、愛し、死んでいく。子供がいれば餌を獲って与えなくてはならないし、大自然の脅威の中で生き方を子供に教えていくのは変わらない。あるいは人よりも彼らの方が生き方においてはもっと戦闘的で、必死なのかも知れない。以前OSO18の生き様については触れているのでここでは詳しくは書かないし、本もいくつか出ているのでそちらに譲ることにする。

 ただ何れにしても、今の日本人の置かれている状況は、以前のそれとは少しく異なっている。政治家は自分のことや自分の家族のことは真剣に考えるが日本人についてはまるで外国人であるかのような態度である。その証拠に日本の首相や外相が靖国神社に参拝するのではなく、韓国まで出かけて「顕忠院」に参拝するというのは、もう異人であるとしか言えない所業である。そういうことや、先の北海道のヒグマに絡む問題も含んで今の日本の夏の終わりの風景と捉えなくてはいけないのは悲しいことである。

2025年8月7日木曜日

中国事情2025夏

  中国国内の193もの銀行が登録抹消されているらしい。日本でも昔はバブルがはじけて銀行や証券会社が破綻する時代があったが、実際に預けた預金がおろせないと嘆く国民が隣の国には存在する。加えて年末賞与どころか2年も経つが給与が支払われない実態がある。文句を言おうものなら警察が飛んで来る。だからこそ、一人の中学生女子が集団でいじめにあい暴行されても警察は生ぬるい措置をしてしまう。この事件(江油事件)で大規模なデモが四川省で起きている。既にもう六四だと言う人もいるくらい。事件の背景には、加害女子のバックに共産党幹部の影が見えるからで、組織ぐるみの隠蔽工作がなされているというこれまでずっと続いている内部事情が見え隠れする。(以下は消しても消しても拡散し続けているYouTubeのチャンネルだが、Xでも同じ)最近中国を揶揄する内容をリツイートして自分のXのアカウントが乗っ取られたことがあるが、中国当局(=人民解放軍)がいくら対応しようとも既にもう限界が見えているということなのだ。

河油事件の模様

 このところ本来日本を直撃するような台風が日本を避けてか中国本土に押し寄せ上流のダムを直撃している。ダムに許容出来ない程の雨が溜まれば必ず放流するのが中国式やり方である。あまりにも多くの雨量がダムにあるのを当局が必要以上に警戒しているのかも知れない。以前取り上げたことがあるが、もし揚子江にある世界最大のダムである三峡ダムが決壊したら下流の全ての都市を飲み込んでしまう。そして台湾侵攻が現実のものになれば当然、台湾はミサイルをダムに撃ち込むはずだ。西側は常にダムの水位や中国の不穏な動きを衛星により捉えている。ただこの夏の異常はそのようなことではなしに、もう単に台風による激しい雨量の増加だけでダムの放流を誘い、下流域の商店や通行中の車両を飲み込んだ。そしてその勢いは過去に例のない洪水となり下流域の人々の生活をも飲み込んでしまった。当局はボートで救出している風を装ってはいるが、被害の状況はとんでもなく果てしなく拡大こそすれ治る気配はない。

8月9日補追;時々見ている妙法チャンネルを挙げておこうと思う。TSMCは台湾にある半導体製造のトップ企業であり、日本の熊本にも拡張していることで日本にも馴染みがあるし、色々取り沙汰されている企業でもある。台湾にいる親友の黄君はTSMCを避けて、別のアメリカ企業に就職した。彼は私と似ている点は直観力があるということ。半導体企業は株式では大化けすると言われており、現にアメリカのNVIDIA(エヌビデア)はこの夏時価総額585兆円に達しているが、黄君のKLAC(ケーエルエー)だっていずれ大化けすると予想する。妙法さんが今回取り上げているのはそのTSMCの社員が長年に亘って産業スパイをしていて逮捕されたというもので、詳細は彼のチャンネルを参照されたい。

TSMCの社員が産業スパイで逮捕

2025年8月2日土曜日

真夏の夜の夢

  7月の初めのちょうど七夕の頃に田舎に行く筈が行けなくなり、7月の終わりになってしまった。すると別に意外な展開が待ち受けていた。三連休の初日の7月29日は例年のように2ヶ所のお墓参りを済ませて、途中の五条地区で買った桃を親戚に渡して熊野に出かけた。熊野市には海を見に行くのではなく海産物があり、母が好きなみかんがあるからだ。高菜(芥子菜)の漬物も買える。そしてやっと鬼ヶ城辺りに着いて、トンネル抜けたところで警察や消防車両が停まっているのが気になった。堤防に登ると地元の議員もたまたまいて聞いてみたら、後で入った情報と総合すると女子高生三人が浜に遊びに来ていた。彼らは今夏休みの合宿の最中なのだった。ここは当然大泊海水浴場と違い遊泳禁止になっていて地元の人々は近づかない浜である。理由は波打ち際から少し沖合に出たらもう水深が急に落ち込んでいるのと、よく言われる「離岸流」により沖合に一気に運ばれるからだ。議員は、気さくに話しかけてくれた。先の理由もそうだが、みてたらあの子ら波打ち際で大丈夫かと気を揉んでいたと言う。市の職員時代には船に乗り救出もしたことがあった。他の通りかかった女性たちも同じように思い、一人が流されたと聞いて消防や警察に通報したとのことだった。その後買い物を済ませ辺りを通り掛かると、最初消防艇だけだったのが、救難ヘリや海保の船艇や漁船も捜索に出ていた。警察がドローンを飛ばした時には沖合50メートルで女の子の姿を発見したものの直ぐに見えなくなったという。翌日も捜索が開始されたが、困ったことには、その日カムチャッカ半島での大地震が太平洋岸で大規模な津波をもたらし、津波警報が発令されたことにより捜索も短時間になってしまったという経緯が重なった。また同じ熊野市では津波で避難する際に車を運転中の女性が崖下に落ちて死亡するという事故も発生した。                  

 
熊野市で発生した海難事故直後の模様







 さて昔慣れ親しんだ家はもう面影もないが、ヒグラシだけが変わらずにしきりに鳴いている。お爺ちゃんが発見したツチノコはここだと石段を見てしまう。ヒグラシは昔ならもっとけたたましい合唱で夜通し鳴いていたものだが、今はそれほどでもなく、合唱も規模が小さくなっている。鮎釣りをしようと思ってもタイツとブーツが無いのに気付きあきらめた。親戚の不幸もあって大人しくしたし、全国的にもう津波警報のニュースで一日が終わろうとしていた。ちゃんと地元の神社にはお参りしたよ。三十五のこと。もうすぐまたペルセウス座流星群がやって来るんだっけ。見えるかどうか分かんないけど。自然災害より(このところ全部日本列島を素通りして中国大陸に上陸し人災と呼べる洪水をもたらしている)無駄なソーラーパネルも全部やめて、自然の懐の中で日本人が正しく生きていけますように祈りたい。

2025年7月21日月曜日

文学の荒廃は人の荒廃か?

  この度の芥川賞と直木賞共に「該当者なし」の結果であった事を重鎮の京極夏彦が説明している。それを文学界の凋落と見るべきか、はたまた文学の良心の結果だと見るべきかは読者層によって異なるだろう。既に取り上げた事があるが、「東京同情塔」が芥川賞を受賞したときに文学界が変化したと読み取るべきであろうと考える。よく取り返しのつかない出来事ってあるが、悪魔に魅入られたと思うべきか、誰もそれに気付かないまま時代は進んでいったのではないか。まるでそれは中華維新という得体の知れない中央政界まで進出しようとしている地方政党があって、全国の知事連という謎のコネクションを使い、日本固有の世界遺産や自然の景観を無くしてそこにもう過去の遺物とでも呼べるような太陽光パネルを敷き詰めて恥じない有様に似ていないとも言えない。誰も気が付かないままエコだとか環境に優しいとかの言葉に騙されて、或いは全くそんなことも知らされずに推移したからだった。その結果人々の住処である街中まで熊や鹿や猪、猿が出没して警察まで出動する騒ぎになっている。滑稽と言うのだろうか。決して笑えないのは、既に死者が出ていることだ。OSO18を取り上げるまでもなく、事態は深刻なまでに人々を脅かすまでに至っているのだ。ペロブスカイトという新たな太陽電池の素材で各企業が競って開発を行っている。少なくとも森林を切り拓いて自然を壊すというような作業は存在しない。付け加えるならば、いわゆるAIが小説のどこに使われてどのように文章を運んでいるのか、それは作者の意思とは別に分別できないところまで来ている。だから取り返しがつかない、と言ったのだ。事はそんなに簡単ではない。今やAI使えば(ChatGPTでもいいし、GoogleのGeminiでもいい)YouTubeであろうが、動画、写真、論文などあらゆる分野で利用可能である。



  ところで昨日の7月20日に第27回参議院議員通常選挙が行われ、全国32の一人区(今年は島根・鳥取と高知・徳島が一人区)で争われた結果、与党14勝に対して野党18勝と保革逆転を喫したのだった。改選125議席(比例含む)のうち、自民が39(これまで52)公明8(14)維新7(6)に対し、野党は立憲が変わらず22であるが、参政14(1)国民17(4)と大きく躍進している。トランプ大統領が嫌う日本の首相は既にもう総理の座にしがみついていて、媚中の議員を引き連れて連立を企んでいる。連立を画策する噂は既に出てはいるが、現首相を排除して立民と合流するのか、その他野党で引っ付くのか予想がつかないが、そんなことを知ってか知らずかうちの敷地の中で朝から蝉がけたたましく鳴いてこの夏を謳歌している。政界は、秋の衆議院解散・総選挙を睨んで動いている。自民党が下野すべきだという声も既に自民党内部から起きている。妻が殺人事件の容疑者である御仁である。彼を見れば映画「飢餓海峡」をどうしても思い出してしまうが、そんなことどこ吹く風だ。ただ媚中議員にとってはただ暑いだけでなく居辛い夏となりそうだ。

2025年7月10日木曜日

七月七日晴れ

  昔この題名の映画があって、ドリカムが主題曲を歌いヒットもした。映画の舞台は私の田舎だったけど、その時の主役も随分老けたと自分を棚に上げて思ったことがある。もちろん映画は七夕の天の川に因んでいる。今年の七夕は、令和7年7月7日で、縁起も良いが、それだけではなく天気予報的にも天の川が見えるかも知れない稀有な日に当たっていた。もしその時に予定通り映画の舞台となった田舎に帰ることが出来れば。でもそうはならなかった。得てしてそのような事が起こるのが人生である。事の詳細はここでは書くことが出来ないが、そのお陰でか娘が遠い横浜から孫娘まで連れて一人運転してやってきたし、そういった別のハプニングも引き連れてきた。それから介護の勉強もしなくてはとも思い始めた。関連の本も探して買ってもみた。

 話を戻せば、七夕は、引き裂かれた牽牛と織姫がその日だけは会える事が許された日なのだが、例年曇りか雨で下界ではその様子が見えない事が多い。それだけに皆が会えることを祈って短冊に願いを付けて過ごすのだ。そんなロマンチックな日があってもいいと思う。そう言えば、私のもう一人の人格者は、そんな短編を好んで描いているだった。

           最近読んでいるコミック

 上のコミック水凪トリの「しあわせは食べて寝て待て」の主人公サトコは、膠原病という難しい名前の病気になり、転職して新たな生活を楽しんで送ろうとしている。そして横浜から飛んできた娘も負けずにタフだった。リストラに遭ったと思い込んでいたが、自ら転職して子育てをしている。7月15日になれば、お前もまた一つ歳を重ねる訳だけど、特に悲しまないでいいんだからね。生まれてきてくれて、有難う。三十五を産んでくれて有難うとお母さんにお礼を言うよ。

 それから中国情勢は来月の8月が山場だと指摘する声が多い。つまり習近平体制に異変が起きていて、その異変が遂に来月動くということ。

参考情報は次のYouTubeチャンネル。

妙法さん「習近平引退」

報道1930*TBS NEWS


それから今Netflixでハマっているアニメはこれ。久しぶりにドハマリ!

「光が死んだ夏」予告編

そう言えば、最近やっとセミの声が耳に入ってきた。

三十五沼って知ってる?ある日知らずに深い森の中の沼に彷徨い込んでしもたからさ、そこには底無沼があってな、一度入ったらもう抜け出せん不思議な力で圧倒されて身動き出来んようになってて、でも凄い居心地良いからもうそこから出たくなくなってたわけ。三十五の魅力に圧倒されてしもたんやろうなぁ。来る日も来る日も沼の不思議な力を自分の身体に感じて生きるようになっていた。(7月15日補追)



2025年6月22日日曜日

新中東戦争のゆくえ

    今回のイスラエルによるイランの濃縮ウラン施設ナタンズやウラン関連施設イスファハン、そして研究施設フォルドゥなどにある核関連施設に対する攻撃と複数の科学者らに対する殺害は、イスラエルの諜報機関モサドとアメリカのCIAによる計画的な攻撃であるとされている。ホセイン・サラミ革命防衛軍司令官、モハメド・バゲリイラン軍参謀総長、アリ・シャムカニ(ハメネイ師の顧問)アッバシ・ダバニ核科学者、モハメド・テヘランチ核科学者の5名が殺害されたと公表されている。

 既に2023年10月7日にガザのハマスが大規模な攻撃をイスラエルに仕掛けてより新中東戦争は起きてからそろそろ2年になろうとしているわけだが、パレスティナの活動家にはハマスの他に、レバノンのシーア派武装組織で「神の党」ヒズボラがいる。しかし今年の2月にイスラエルにより最高指導者ナスララ師が殺害されたことで緊張が増していた。

   画像は、日経新聞の記事より

 この地図のようにイランがイスラエルと敵対するハマスやフーシ派、ヒズボラを支援してきたのは事実であり、西側が最も懸念する核関連施設を増強し核武装する直前だったことから、イランへの攻撃はすでに西側の対外工作活動の一貫だった。前回は核関連施設へのサイバー攻撃であったが今度は武力攻撃に変わった。

 報道のようにまたもトランプ大統領が仲介の役名を担い、イランにこれ以上の最悪の被害が出ないようにバンカーバスターを用いて最後通牒を突き付けた形だ。イランの最高指導者ハメネイ師も国外に出たか行方知れずである。

 核保有国は、イランの東隣国のパキスタンをはじめ、イスラエル、インド、アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国、そして北朝鮮の9カ国と言われているが、パキスタンや北朝鮮は良くてイランはダメだというのはバランスが保てないような気もする。

 日本には核が持ち込まれていた事実はあるが政府は一貫して否定している。非核三原則があるからだが、ただその中で前総理の広島出身の総理が核廃絶の歴史的な発言をすることが出来なかったことが、本人にとってもそうであるが世界の中の日本の立場を表明する絶好の機会を逃したことが残念でならない。保守派は、既に核の存在が世界を支配しているのにナンセンスだと言うかもしれない。ただそうであっても日本は発言することが出来る唯一の被爆国なのだ。

 今日本の中でもフェンタニルの問題が俄かに注目を集めている。トランプ大統領がメキシコとカナダにかけた関税は、このフェンタニルという合成麻薬のせいである。去年一年で7万人以上がこの麻薬の過剰摂取で亡くなったされるが、一説によれば10万人とも言われているし喫緊の課題であったのだ。それが日本という安全な場所を経由して、たとえばメキシコ経由でアメリカに密輸する事もあり得るし、日本は単に経由地だけでなくアヘンと同じで蔓延する危険性すらある。現代の「アヘン戦争」と呼ばれる所以である。新型コロナの災厄が武漢発であったように、今度も武漢から世界中に災厄が広がりはじめているのである。


2025年6月8日日曜日

正義は時代遅れか?

  「世の中は不正義に満ちている。不正義がはびこり、もはや正義について論じることは時代遅れだと言う人がいるかも知れない。」これは、最近買った池本幸生の「不正義の克服」という本の書き出しだが、著者は、インドの作家アマルティア・センの「正義のアイデア」の翻訳者である。訳者は、最近の日本で起きた米騒動にも触れている。誰しもこの「不正義」については一家言持っているかも知れない。

 仮に警察が正義を放棄したらどうなるだろうか?前回の「六四」のところでは、中国という国は「正義」を放棄して久しいし、その弊害とでもいうべきものが世界中で起きている。タイではミャンマーで起きた大地震の余波で中華製ビルディングが倒壊したし(これは実は正義というよりももの作りの品質の問題であるが)、ヨーロッパでも同様の弊害があることを毎日のように耳に、目にするようになっている。ベトナムでは、日本のバイクは高いからと敬遠していたら、すぐ壊れてしまい修理するなら日本製の方がマシだと人々も考えを変えるようになっている。あのホー・チ・ミンでのバイクの洪水を見たことがある人ならイメージ出来ると思うが、とてもじゃ無いが公道を彼らと同じに走れないと思ってしまう。アメリカではどうか?最近、太陽光パネルのどこかに「キル・スイッチ」という通信機器が発見され、もし大停電とかインフラが一時的なトラブルが生じた際にこのキル・スイッチという即時停止できる機器がリモートで作動してしまうだろう。既にこれだけ日本にも都道府県知事の許可の下、不必要なまでに景観を損ねるパネルを貼りめぐらされている光景を見れば、既に同様のスイッチがあってもおかしくないし、それを異常だと思わない「不正義」が日本を支配してしまっていると思うべきではないだろうか?これは品質管理の問題ではない。

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 「侵略者が何の罪もない人たちを虐殺していることに抗議して、世界中でデモに参加する人たちがいる。そんなことをしても無駄だと言うのは侵略者の行為を容認しているのと同じである。それを容認すれば同じようなことが別のところでも起こる。遠く離れた国からであっても抗議の声を上げることは力になる。その声は侵略者たちへの圧力となり、侵略を企んでいる他の独裁者たちを思いとどまらせる力となり、侵略された国の人たちには精神的な支援となる。」と書いている。このことは、ベトナム戦争でアメリカの圧倒的な軍事力の前には無力に思えた北ベトナム政府軍であるが、やがて人々の反戦運動により米軍がサイゴンから引き上げざるを得ない状況を作り上げていき、ホー・チ・ミン率いるベトナム(政府軍と解放民族戦線)の勝利に結びついた歴史を見ても我々は納得するだろう。果たして正義とは何だろう。トランプは自分が誰より正義の統率者を持って任じていることだろう。しかしプーチンも御することはできないし、侵略された側のジェレンスキーの心も理解できてはいないのだろう。正義とは何だろう?鹿児島県警の所管で起きた事柄について、警察庁も県警本部長も容易に片付いたと認識しているのだろう。警視庁はどうだろう?神奈川県警はどうだろうか?殺人事件やレイプ事件でも、被害者サイドに立つよりも被疑者サイドに立って事を運ぶ弁護士のような扱いをしていないだろうか?もはや正義なんて時代遅れのことなんだろうか?

 最近司法界で、被疑者の人権が強くなっている。これまで例えば警察や検察官が意地でも被疑者や被告人を有罪に持っていくのが常套であったが、弱くなっているのか、明らかに有罪であろうというような事件でも不起訴や、捜査が中断してしまっている。あわよくば起訴されたら、それでも裁判で有罪を勝ち取ればいいと被害者は期待するだろうが、外国人が被疑者であればもう期待できないと思うべき世の中になってしまった。かつてのドラマが99.9%が有罪というのは夢のまた夢ということである。
 ところで、昨日はロサンゼルス・ドジャーズとカージナルス戦で起きた出来事は、「適正な審判」という問題だ。大谷が三度も、ボールをストライク判定に取られれば、誰しも選手本人の記録にも影響するし、もちろんチーム全体の勝敗にも影響が出る。これについてはMLBも問題視し複数の審判が数ヶ月の出場停止の処分になった。それが今日はムーキー・ベッツがヒットで一塁を踏む足が速いか、それとも一塁手の足が速いかが争われた。監督がこれについては当然の如く観客もベッツ本人も当然セーフとなるところが審判通りの判定でアウト。もちろん
チャレンジを監督も要求したが判定は覆らなかった。この件も再びMLBが問題視している。審判の判定というものは「信頼の原則」がある。仮に賭け事の対象であったなら、審判の判定で異なってくる。そのことを息子に言えば、「それより審判の処遇に問題があるんじゃね?」という言葉が返ってきた。彼は時々想定外の回答をする。処遇が適正だったなら、誤審はないというのだ。競馬もそうだが、重要な競技では、現代は写真判定で決まると言ってもいい。それでも真偽に首を傾げることも事実あるし、審判の判定に納得いかない選手も多い。逆にアウトをセーフにされたり選手に有利にされた事例もあるはずだ。小学校時代校庭でソフトボールをしていた頃流行った言葉に「審判は公平に」というのがあった。私の父親の名前が孝平だからそれを絡めていう者もいて恥ずかしい思いをしたが、確かに公平な世の中であって欲しいと切に願う。

2025年6月4日水曜日

六四天安門事件

  今日は、中国では国慶節と同じほど重要な日である(つまり人々の口には上らなくても、心の中で祈る日という意味である)。逆に中国以外の日本や世界の人々にとっても絶対忘れてはならない歴史に刻み付ける日として記憶に残っている。それは香港にいた人々や台湾にいる人、ウクライナにいる人も同様である。

 ただ日本の政治家は、どうもそういった歴史認識に欠ける人が多い。岩屋という名前の外務大臣。彼が渡米して不在中に中国人女性が自室に鍵を開けて入っていたが、追い返したという。YouTubeのインフルエンサーが八王子から立候補すると言ったら政調会長という地位を利用して追い落としにかかっている人がいるそうだが、現政権の首相すらアメリカより中国に頭を向けている。危ない大阪万博では入場料をUSJと同じような価格にして集めたのはいいが、交通機関や食べ物、入館するに二時間並ぶというテーマパーク並みの苛立ちに外人にすら不評を買っている。イタリア館は希少価値があると言われているが、そもそも入館料払ってすぐに見れるなら行っても良いが二の足を踏んでいる。あそこは以前仕事で一度入ったことがあるが、トラックターミナルで、モニターで監視する部屋があってトラックの出入りをチェックする仕事をしている人がいたが、それしかない島が夢洲で、その横の舞洲は文房具とかの販売をしているASKULとかいう会社とか低コストの土地なのか大きな工場みたいな会社がたくさんある。他にはゴミ処理場や下水処理場があるが、この辺りに大きな留置施設を作ったらいいと思う者だ。ただ津波が来たらひとたまりもないけれど。


 日経電子版のXへの投稿より。


 最近、胡錦濤が公の場に復帰しているらしい。え?習近平が公の場から排除したのに?となるが、長老派の巻き返しにつながるのか。また、それと時を同じくして、プーチンの姿がここ最近見えないという。写真や動画は過去のものだと指摘されている。そしてイギリスのスターマン首相がウクライナ参戦の意思があるという。もちろんイギリスが単独で行動することはないだろう。まずNATOの一員であること、米英が共同作戦でウクライナで活動したことを見れば新しい段階に来たことを意味する。ウクライナのドローンによる攻勢は衰えるどころか目を見張るほどだ。それでか知らないが、ネットでもロシアの敗戦が濃いという人がいる。ロシアのプーチンよりの人々も彼が隠れていることをそれとなく批判しているのだ。それもこれも「64」だからか?知らんけど。


 

2025年5月22日木曜日

保守vsリベラル 日本を取り巻く環境について

  見出しのとおり、今日本を取り巻く政治的な状況と経済状況について少し共有してみたいと思う。その中で最近特に話題になっているのは、「夫婦別姓」と「天皇制」である。私は先に既に選択制が良いという考えを書いたが(ネットでは夫婦別姓を次期タレント議員が考えているという理由だけで攻撃に晒されている)、保守の人々はそもそも夫婦別姓という考え方は在日の人が隠れ蓑として利用するに過ぎないということをいう人が大半である。そしてそういう人の多くは天皇制も男系男子が天皇の継承を行うことが当然の前提にある。しかしこれも私はへそまがりなのか(?)せっかく愛子様がいるのにわざわざという気がしている。それだったら皇室典範を変えて愛子様を女王という名称にして天皇制を継いでもらいたいと考えている者だ。いやこういう考え方は今や広く国民に浸透しているのじゃないだろうか?何も好んで女に生まれた訳ではないのだ。子供は性別も姓も選べない。最近保守党が俄に国政に登場した。しかし実はあまり人気がない。リベラルが良いとは思わないが、時に応じて日本も対応していかないと既に中国共産党は徐々に日本国内に網の目を張っている。前回のスパイチャンネルで取り上げている日本企業の次世代の電池は既に中国に奪われている。そしてあの手この手で全国の知事や中央政界に近づき接近・引き寄せ工作を行っている。ひょっとしてファースト・リテイリング(ユニクロ)やAppleが中国を離れてベトナムやインド等他のアジアへ離れていく中にあって、村田製作所などが中国に進出するのも既に国防企業を狙った結果かも知れない。知らぬは国民ばかりなり、だ。尖閣も何時乗っ取られるか知れないし、そんな事があったとしても政治家(首相)は特に興味を示さないし動かない。彼らが既に中華思想を抱いているからなのかも知れない。先頃北海道でもニトリが中国に米を輸出していることが取り上げられているばかりだ。そういう企業は早かれ遅かれ国民からの不買運動によって衰退していくだろう。(中華)維新も完全に中華思想に染まっている。参院選を前に国民民主党も山尾担ぎでガタつき始めている。野党がこのザマだから大きな地震もひょっとして起きないのかも知れない。

SPY X FAMILY まんがノベライズより(集英社みらい文庫)


 日本にはスパイを取締る法律(スパイ防止法)がない。まず参議院議員を志すのならまずこの法律を「先に」つくななくてはいけない。次に中国をはじめ留学生の無料化をshutter outすること。中国人学生による東大大学院への留学がネットでは問題になっているが、彼らは国に戻れば共産党員として才能の全てを国のために尽くすことを宣誓して入国していることを肝に銘じるべきである。米など主要食料は余った場合に限り輸出できること、不動産など国土は日本人でなければ登記できない、など真っ先に法制化が急がれることがある。経済的にも中国の余った膨大な資金が日本円(株式と国債と円高による為替差益)を購入するために流入しているということが叫ばれている。Noと言える日本を謳ったのは石原慎太郎だったか、ソニーの当時の盛田会長だったか忘れたが、いつまでもナアナア外交では国土は守れない。

6月3日補追;米問題は農業で昔図書館で調べたら、昭和35年辺りが「農業の曲がり角」となっていたと思う。そして熊や猪が森林から追い出されて人間の里に降りて脅威を与えているのは林業問題である。森林を伐採して自然の中で動物や植物の共存を考えなかったことが今の脅威を招いているのだ。

MC183 / ichiban taisetsuna hitoyakara muri sentoite

2025年5月7日水曜日

四月のある晴れた朝に

  「四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」は、最近発売された村上春樹の本である。絵は台湾の漫画家の高妍(ガオ イェン)。この小説に出てくる主人公の僕は原宿の大通りでまさしく「100パーセントの女の子」に出逢ったのだった。

 そして現実の僕は、ちょうど初めて大阪で万博があった年の翌年に同じような経験をする。その時の光景をまだよく覚えている。ちょうどそこは万博に合わせて大阪市の阪急や地下鉄御堂筋線やJRが集まる場所である梅田にムービングウォーク(動く歩道)が出来ていた辺りで、僕はちょうど阪急百貨店から阪急三番街の地上階にある「紀伊国屋書店」の方に向かって歩いていた。彼女も同じ年齢くらいで見た目可愛い感じの人だった。まだ二人の距離は30メートル以上はあったと思う。彼女とは行き先が違っていたようだった。ただその時僕は彼女を視認していた(クローズアップされたようにfocusしていた)、彼女の目線も僕をちゃんと捉えていた。そして二人の進む先は微妙に違っていたし、特に知り合いでもなければ声をかけることもお互いにできる訳でもないから、彼女の顔に一瞬残念な表情というか、少し哀しげな顔が見て取れた。今の若い人ならそんな話を聞いて、なんだそれ声もかけないなんて、などと悔しがるというか信じられない反応を示すかも知れない。でもこの時とは限らず似たような経験を僕はいくつもしている。ただその時心の中で彼女に対して思ったことは「100パーセントの女の子」だったという事実だった。なかなかその100パーセントの女の子に出逢うなんてないと思うが、三十五はそうだった。季節は九月だったけど、自分がそう思う前に三十五が僕に先にフリーズ起こしたみたいになっているのを今でも思い出せる。さっきの17歳の時から僕は長いことその子を追っていたのかも知れない。もしかして長い年月の間には色んな事が発生しているから、亡くなっているのかも知れないし、生まれ変わっているのかも知れない。


  何もかもすっ飛んでしまう出来事。今日本を取り巻く環境はそう楽観的でもない。ただ中国のような若者の失業率(全体の失業率は公表値5.1%だが、潜在失業率で言えばその3倍に達するかもしれない)や例え働いていたとしても2年間も給料を凍結されているなんて事は想像できない。中国政府は楽観視しているだろう。給料未払いに対するデモがあっても公安(警察と書いた車もあるけど少し違うみたい)て書いた車を向けて文句を言えばしょっぴいていけばいいと。香港も簡単に制圧できたのだからと。

 下の動画は、YouTube動画「スパイチャンネル」で扱っている日本企業が、完全に中国にパクられるという話。何でもありかよ!中国は。日本では新N ISAでオンラインで株式投資している人が増えているが、先頃楽天証券やSBI証券で中国発の口座乗っ取りも発覚している。ある人は一時間で2000万円の被害ががあったという。クレジットによるphishing詐欺なら補償されているが、今回各被害が発生した証券会社は直ぐに「口座開設者の自己責任」と規約を改訂している。これらは、日本の企業もスパイ天国(日本にはスパイを取締る法律がない)で生きている日本人も、うかうか出来ないということを物語っているのである。

「全樹脂電池」が中国に乗っ取られる!

无论发生什么事,我都会保护你

2025年4月28日月曜日

自民党、下野する?

  今年夏に行われる第27回参議院議員通常選挙では、多くの人が自民党が大敗すると予想する。以前にも言った話ではあるが、もし自民党が下野したらジンクスとしてどでかい大地震が起きる。これは先に既に未曾有の地震(神戸では火災が加わり被害が増加し、東北では津波被害と原発のメルトダウン寸前まで引き起こした)2回起きているからジンクスと言っても妙に現実味がある。

 本屋で仕事をしていると見なくても新しい本が本棚に加わると気になってしまう。その中に二つの興味深い本が横に並んでいる。一冊は、「南海トラフ地震の真実」もう一冊は「南海トラフM9地震は起きない」という本である。

 YouTubeでは再生回数を獲得したいために否が応でも面白おかしく興味が湧くようなタイトルと映像をぶち込んでくる。この南海トラフ地震に絡んでも結構多くのサイトで取り上げられ、多くは予言という形式で扱っている。例えば今年の7月15日(その時には三十五に誕生日おめでとう、生まれてきてくれて有難うと言うだろうけど)には地球が最後とか、大地震がくるとか、木星の衛星が地球スレスレに飛んできてその引力のせいで広範囲で津波が襲うというようなものだ。

 東大の地震学の研究者が将来発生する地震の根拠にしているのが、プレート・テクトニクスという理論である。それはウェゲナーが唱えた大陸移動説に基づくもので、大陸に密接にかかわる海溝のプレートに歪みが起きてそれが原因で地震が起きるというメカニズムであるが、反対を唱えている学者はそれでは中国の四川省のような内陸部で起きた地震は説明がつかないと言うのだ。私がまだ若い頃に竹内均東大名誉教授がNHKの地学講座(当時はまだ地球物理学という名称を使っていなかった)で分かり易く説明していたが、加山雄三も同じく見ていたのを思い出す。

  半割れ 南海トラフ巨大地震 もう一つの最悪想定 NHK WEB特集より


 Researchers believe there is a 70 to 80 percent chance that  a quake with a magnitude of 8 to 9 will occur along the  Nankai Trough within 30 years.

(研究者は、30年以内にマグネチュード8から9の地震が南海トラフ沿いで起きる可能性が70から80パーセントある、と考えている。)茅ヶ崎方式 季刊LCT 2025年50号 より

 「南海トラフ地震の真実」の著者小沢彗一氏が取材を重ねるにつれて意外な事実に突き当たる。誰しも信じ込んだものが真逆のことだったりする。それはなぜなのか?世の中には利権や既得権益というものがあって、それを守ろうとする人々がいる。まるで競馬の予想屋や占い師のようにまだずっと先の未来を予測して生計を立てている人たちもそうだ。例えば今和歌山の白浜からパンダが中国に返還されている(これには裏話があって、県知事と白浜市長が台湾を訪問するからその嫌がらせにそれだったらパンダ返してくれというものらしい)。そしてそれを憐れむ人たちもいる。ちょうどそんな折に日中議連の面々が中国に渡り、お互いの権益を話し合う中でパンダも議論の中にあったそうだ。安住アナにとってはパンダ、特に楓浜(ふうひん)ら4頭はかけがえのない存在なのだろう。私にとっての三十五みたいなものか。今の時代はもう量子コンピューターの時代に入っているのだが、正確さを出せば不都合な事実も表れてしまうのだろう。先に挙げたプレートテクトニクスという理論に従えば、海底プレートが陸側のプレートに潜り込み歪みを起こす。そのサイクルを元に算出したのが「時間予測モデル」というもので、このモデルが政府や地震予知連絡会が発表している南海トラフ地震に関する想定である。そしてこの連絡会の予算は75億円程度であると言われている。ちょうど先日今後の発生に関する予想を発表したばかりであるが、預言者は既に4月26日に大地震があり大津波の被害に遭うと予言していたが幸い(?)はずれている。

瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の  われても末に あはむとぞ思ふ(崇徳院)

4月26日久しぶりで08あったわ かなり抵抗されたけどな。 


MC183 / Itsumo kutibiru kansousasenyouni siiya


2025年4月14日月曜日

対島の海に沈む

  見出しは、JA職員であった窪田新之助氏が昨年発表したノンフィクション「対島の海に沈む」(開高健ノンフィクション賞受賞)である。毎年JAで「優積表彰」を受け続けてきた対島農協の実績トップの職員である西山義治(44歳)という男性が突然、飲酒会合の帰りの早朝車を運転中に駐車場のストッパーを越えて海に真っ逆さまに突っ込み死亡するという事故シーンから始まる。

 彼西山は良く「年収はプロ野球選手並み」と豪語していたという。作者は自分がJAにいて、どうしてこんなにも自分一人で数字を叩き出してこれたんだろう?もしかして一人の仕業ではないのかも知れないと疑念を持ち始め、彼に関して資料を集め、ついに自ら対島の地を踏むことにする。

 JAというのは正確には総合農協の意で、全国で1036万人の組合員がいるという。そしてJA共済連の総資産は、57兆6870億円で国家予算の半分を示している。彼が「実績」を作り出すには、架空の名義人とその印鑑が必要になる。その架空名義人が作り出した共済保険契約は膨大なもので、支払われた虚偽の申し立てにより振り込まれた共済金は彼が作った口座へと振り込まれるシステムになっていた。ただ失敗だったのは、正規の契約者が申立てた共済金にも手を出してしまったことである。十分過ぎる資金がありながら、その辺で既に奈落の底へと駆け落ちていたのかも知れない。良く選挙で町ぐるみ村ぐるみで不正が問われた事例を耳にするが、これは彼一人で作り上げたいわば王国みたいなものだった。


 最近ドクターヘリが対馬で急病人を回収して飛び立ち、対島の海で墜落し、6人のうち患者と医師ら3人が死亡する事故があった。まさに対島の海に沈んだのだった。


         画像は、日テレニュースより

 世の中には色々な不正がまかり通っている。4月13日様々な問題を残しながら(案の定大雨と人の多さ、トイレ使用不可等で不満が噴出)開幕した万博での中抜き工事。これは手抜きというより、いわゆる土建業界で当たり前の慣習になっている下請制度のことである。東京五輪でも然り。大手企業が受注すれば、その子会社、孫会社に請けさせ工事丸投げの中で莫大な中抜きが発生する。その万博で一際目立つ大きな木のリング。フィンランドからパソナの竹中こと李平蔵(小泉内閣で経済財政政策担当など)が兄のミサワホーム会長と組んで木材を輸入し344億円もの木造リングを完成させ巨額の利権を得ているとネットでは騒がれている。JAと並んで日本の闇を追求している人は郵政民営化も問題にしている。アメリカはプラザ合意の際にも日本に対して構造改革を盛んに迫っていた経緯がある。小泉内閣(竹中大臣)が使命のように成し遂げた郵政民営化も実はアメリカの意に沿うものだった。日本の貯め込んだ資産がアメリカに流れたと言われている。もし自国民のためだと言って他国に利する行為を行なっていたのだとしたら昔風でいうなら「国賊」と呼ばれても仕方ないであろう。

 話は戻るが、JAグループの中でも信金のような金融機関の存在が、農林中央金庫、略して「農林中金」である。組合員から集めた貯金を外貨建ての金融商品に投資し、売買益や利ざやで稼いでいる。2023年度の貯金残高は108兆3824億円に達するのだ。先ごろトランプ関税が仕掛けた際に、目立たないような動きが日本からあった。それは日本のある機関投資家が米国債を大量に売ったが、他国もその流れに乗り、米国債は短期間に暴落した。信任が強いドルも売られている格好である。ちょうどその後に90日間の猶予を相互関税に与えるという発表に繋がったのだった。この機関投資家は一部では農林中金だと言われている。まさか政府が後押ししたとは思えないが。農林中金は、外債による運用損益で昨年秋に最終赤字が5000億円くらいになると予想していたが、今年になり3月期の最終損失を、その4倍である1兆9000億円になると修正発表し、奥和登理事長が責任を取って辞任している。

 これだけ巨額だから今農林水産省が調査に乗り出してはいるが、先のJA職員の個人の不祥事もそうだが、特別背任あるいは背任の疑いがないわけではない。個人は被疑者死亡だからという理由でも捜査はすべきで、周りの団体あるいは黙認した人間の責任も追及されなくてはいけないだろう。

 長期金利の指標である10年物米国債利回りが、1月(就任時)4.5%程度だったものが、トランプ関税の影響下で逆に3.9%を下回り、今週は急に4.3%に急上昇した。米国債もそうだが、信任が高いドルも売られている。こうした有価証券などの値動きが不安定化する中、元FRBのイエレン氏も今の政府による反グローバリズムの政策を非難し始めた。トランプの周囲では株や債券やデリバティブ等インサイダー取引の疑惑を追及する声も出ている。今後の90日の間に世界のグルーバル経済について、これまでになかった動きが出てきそうだ。ベトナムの中国離れなどの動きがそうであるが注目する必要がある。

MC183 / satoko muri sentoitena


2025年4月8日火曜日

鏡の中のあなた identityとは?

  identity私は誰なのか」という問いかけで言われる言葉がアイデンティティだが、今日本の法制度で議論されている一つが「夫婦別姓」を認めるのか、あるいは選択できるようにしてはどうか、を法制度化するということだけれど、そこに学者が入って、例えば旦那の氏を妻も名乗れば、古き日本の家父長制の復活をイメージさせると反対している。それなら尚更「夫婦別姓」を選択できるようにしたらどうか?私は、三十五がもし自分の伴侶となった場合、彼女の本来の戸籍上の氏を「襲名」すべきと思っている。例えば、昔自分の仕事を選択するに際し「綾小路」という人の影響を受けたことがある。それは元々彼女の姓だったのか、それとも夫の姓でそうなったのかは知らない。彼女が戸籍上その氏だとして、夫が田中や佐藤だったらどうだろう?そういうことなのだ。生まれる子供は選択できないが、結婚すれば選択出来る。離婚して私の子供は皆女性方の氏を名乗っている。稀有な苗字だったからだ。仮にもし法制度化されなければ、「内縁」でもしょうがないじゃないかと思っている。私は三十五の戸籍氏を守りたい。成長して、結婚したから夫の氏に変更しなくちゃいけないなんてナンセンスだと思う者だ。

 昔三十五と一緒に映画「ボーン・スプレマシー」という映画を観に行ったことがある。その映画はボーン・シリーズの第二作目で作品の中では一番完成度が高い映画と言える。ボーンがCIAのエージェントで、ある極秘のプロジェクトを遂行する際に自らも仲間から生を剥奪されようとして、「自分自身が誰なのか」分からなくなるという状態に陥ってしまう、そこからストーリーが展開し、やがて自分自身の本名を上司から教わる。

          写真は、www.alamy.com より


 今世の中でトランプという王様のような男が一人いて、下着姿で危なっかしいが誰もそのことを指摘しないし、出来ない。そして唯一自分の目の前に立って踊っている男がイーロン・マスクという男だった。彼は今世界一億万長者というお墨付きを与えられてはいるが、彼のせいで、大統領の椅子も居心地が良くない状態になっている。そこでトランプという王様は、こう言うのだ。「あいつ下着姿じゃないか、誰も言ってやらないのか?もうたくさんだ!見せしめじゃないぞ!彼を早く降ろさないとダメじゃないか」という一言でマスクという男は壇上から降ろされてしまうのだった。何か寓話でも観ているようだが、それは実際に鏡を見て自分の姿を見ているトランプ自身に他ならない。ただ彼は鏡を見て自分の姿と気が付かないに等しい。シンプソンズという漫画がアメリカにはあってその内容は予言的であると言われている。その中では、既にトランプは棺の中にいるのだ。「鏡の中の姿」はあなた自身です。

 トランプ関税が中国には100%を超えた(4月23日現在145%だが、徐々に下がっていくだろうとトランプが発言)。波及効果はしかしトランプ自身にも襲いかかるだろう。現に中国はアメリカにレアアースの輸出を禁止した。前回の「世界秩序が変わるとき」の中で著者は、「トランプは平然とルールベースの国際通商フレームワークを破り、国際協調を乱し、あろうことか新自由主義の司祭であるFRB議長を公然と批判し、利下げを要求したのです。」(163ページ)ただそうは言ってもFRBは独立機関であり、パウウエル議長はその声を聞き流している。逆にイーロン・マスクが関税撤廃を直訴するに及んでいる。(4月9日ニュース)それは自動車が影響を直接被っているからである。私はあくまで私見であるが、トランプが勝利して女性大統領が誕生しなかったのにはかなりの部分でイーロン・マスクがいたからだと思っている。その最たるものは、テイラー・スウィフトが絡んでいると思うからだ。彼女は米国で一番人気の歌姫であり、彼女がもしカマラ・ハリスを応援したら女性大統領が決まっていただろう。応援しなかった(何もしなかった)というところが不思議でもあったが、かなりの額のmoneyが動いたということなのだろう。

 そしてアメリカ国民は選んだ新大統領にかくも深刻に翻弄されることになったのだった。

今朝のニュース(4月13日補追)トランプ関税のうちスマホやPC等の精密機器は関税から除外を発表。やっぱりこれは、AppleのCEOから困ると直訴されているはず。(インドに比重を移しているけど、まだ一部中国ではホンハイが製造している)ただボーイングは中国に工場を持っている。IBMもとっくに中国産レノボに変わっている。困るのはレアアースに100%以上関税かけられるアメリカだろう。佐渡沖に石油が埋蔵されてるらしいけど、日本よ早くレアアース開発すれば?


2025年4月1日火曜日

歴史は繰り返す

  齋藤ジン氏の「世界秩序が変わるとき」を読んでいる。去年の暮れに立ち読みした時に良い本だなぁと思ったが、2ヶ月したらもう第四刷になっていた。彼女の顔は、昔よく聴いた「雨の物語」のイルカに似ているが、頭脳はかなりのレベルみたいだ。よくテレビのコメンテーターに国際弁護士の誰々とか米ハーバード大とジュリアード音楽院を首席で出た才媛だとかいるが、このような女性が世間で注目を浴びるのは最近になってからかも知れない。昨夕は女子アナに手を出したタレントを組織がかりで擁護して、そういった体制を問題視する社員は全て左遷するフジテレビの体質を改めて指摘し、しばらく広告が付かないことが予想されるが、それだったらいっそのこと総務省も放送事業を剥奪したらどうかと思うが、既に総務省出身者や歴代総理の御息女がフジテレビでいる有様に如何ともし難い現実を見てしまうのだが、才媛なら一刀両断してもらいたいところだ。

 アダム・スミスの言葉で「神の見えざる手The market knows best.というのがある。これもGoogleのAI検索によれば、「市場経済において、各個人が自己の利益を追求すれば、結果として社会全体において適切な資源配分が達成される」ことをいう。国家の役割は、個人や企業が自由に追求できるような環境を整えるだけに限られるとし、「自由放任主義」と名付けられていた。しかしそれは、20世紀初頭まで(日本では、日清戦争や日露戦争、1914年には第一次世界大戦が起きた)で、資本家対労働者の対立、格差が広がり、大国の植民地主義が問題になり、取って代わって現れたのが「新自由主義」である。

  

 新自由主義と名付けられているが、現代より100年も前に誕生しているのだ。そこでは、しかし特権階級と政府が結び付いており、そんな格差やら差別のある状況からの脱却のために民主主義社会が定着した事になる。1929年にはご存知のように世界大恐慌が起こり、およそその後の10年間は世界は不況に苦しむ事になる。そんな世相だからこそ、たまには楽しい自由を謳歌したいと思うのは現代と同じ。二刀流で持て囃されている大谷と比較されているのが、当時活躍して熱狂的な支持を受けたベイブ・ルースだった(写真は、ダンロップのCMから、ベーブと翔平)。ただもう100年後には超人が誕生していると、彼も隣の翔平を見たら思うでしょうね。それに二塁から三塁を狙う盗塁は当時はなかったでしょうしね。敬遠されても彼は直ぐに二塁に走ってしまえる。今年は大谷も夏までには登板すると期待されてるから、ちょうど日本の今は、中国が仕掛けた半導体関連で株価が落ち込み、トランプ関税で叩きのめす状況だから、何とかドジャーズ17番のさよならHRでそんな状況を吹き飛ばす効果を狙っているでしょうね。気を紛らすと言えば、昨日(4月3日)台湾の作家高妍のコミック「緑の歌」を読みはじめた。日本の漫画とはどこか違う風を感じるから、書店で見つけてどうしも読みたくなってしまった。緑は麻雀で緑一色って集めたくなる役牌があるけど、リュという主人公の女性の生き様を描いているが、みずみずしいし、ところどころ出てくる日本の音楽を聴きながら夜寝る前に手に取って読んでしまう。

出典;文春新書刊「世界秩序が変わるとき〜新自由主義からのゲームチェンジ」齋藤ジン著

MC183 / satokoga hitorininattemo itsumosobani iruyo  

2025年3月28日金曜日

文学はほんとうにAIに凌駕されたと言えるのか?

  第170回芥川賞は、昨年の文藝春秋3月号で発表されている。九段理恵氏の「東京都同情塔」に決まったが、執筆者は、「生成AIが作品中に登場するところで、AIの言葉を使う必然性があった」としている。当代人気の平野啓一郎氏や吉田修一氏はじめ著名な選者が8名もいる中の一人島田雅彦氏は、次のように語っている。「作者は実際に生成AIを創作に活用したそうだが、AIにコマンドを出しさえすれば生成されたテキストは人並みになる。ただ、私が思うに、このディストピア(※この言語は、否定的に描かれたユートピア=理想郷を指すと、グーグルAIは説明する)に生きる当事者たちの狂気や抵抗をもっとアクションとして作品に盛り込んでいたら、より多くの読者のシンパシーを獲得できたはず」と評した。問題は、文学作品にAIを活用した事そのことではないのか。

 折しも昨日GoogleのGemini2.5proが発売された。他の生成AIを比べても半端ない結果を叩き出す注目の生成AIと言えるだろう。つまりchatGPTを抑えて登場したdeepseekでさえも飛び越えるシロモノだから。ただ有料版であるから個人ユーザーは少しだけハードルは高いと言えるかも知れないが。そして昨日のニュース(以下のリンクは産経新聞のニュース記事)では、くだんの九段理恵氏が95%生成AIで作った短編小説を博報堂から出したと発表した。芥川賞作品はほんの5%だから、次は逆に作家が5%という皮肉だろうか。既に文学界もAIに凌駕されたと解してよろしいのだろうか?次には直木賞が同じような事になりかねない。最近TBSがシナリオを募集していたが、流石にAIはダメと謳っていた。でも内容を評する選者が果たしてどういう風にAIと人間の創作を見分けるのだろうか?前に既にAIについてはここで扱っている。東京オリンピックでデザインが盗用された事から新たに差し替えられたことはまだ人々の記憶にあるはずだ。AIを活用した時点で既に著作権フリーと判断して良いと思うが、いかがだろうか?(注釈;4月5日著作権フリーと書いたが、実際には他の著作権を大きく侵害する危険性を孕んでいることを付け加えておきたい)

 よってデザインや小説、シナリオなどの文学作品をはじめコミックや挙げたらきりがないが、それぞれ著作物は著作権法により適正に守られているものなのだ。AIは人間の創出した領域を踏み越えていくと言っても言い過ぎではない。今後AIを活用した直木賞が現れるのを心待ちにしているものである。

昨日3月25日産経新聞記事

  画像は、DOORS DX Media より

出典;文藝春秋2024年3月号


2025年3月22日土曜日

悪貨は良貨を駆逐する

  タイトルの言葉は、16世紀の英国の財政家トーマス・グレシャムの言葉

   Bad  money  drives  out  good

であるが、googleによるAI検索の結果によれば、当時ヨーロッパでは貨幣として銀貨が流通していた(日本でも最初銀貨が使われていたが、次第に財政を圧迫するようになり銅貨が用いられるようになる)が、財政が悪化すると銀の含有量の少ない粗悪な貨幣が発行されるようになることを言うが、人々は銀の含有量の多い良質の銀を手元に置き、粗悪な貨幣の方で支払うようになることで、転じて悪人や物が世に溢れると、良い人や物が追い出される(=駆逐される)ことを意味する。


 トランプ政権が始まると、予想通りというか、ある人々にとっては予想に反してというか困った現象が起きている。トルドー首相に変わったカナダの現首相マーク・カーニーもトランプ関税に対する措置を講じはじめたし、早速欧州に飛びフランスやイギリスのトップと会談を設けて対米姿勢に対する理解を求めている。

          画像は、coincheck.com より

 トランプはジェレンスキーとの会談が物別れに終わると、すぐにプーチンとホットラインを通じてウクライナとの30日間の停戦合意に漕ぎつけた。漕ぎつけた、と思わせたはずが、エネルギー施設の攻撃はしないように合意したが、直ぐにロシアが攻撃に出て(当然エネルギー施設の攻撃も含めて)、またウクライナも相当規模の攻撃を行い、双方和平どころか蓋を開ければ戦闘は続行されているのだった。加えて、ウクライナは自国で戦闘ドローンの量産に成功しているし、これまでにない爆弾250キロを積み2000キロに及ぶ航続距離を成し得るドローンも産み出すに至った。そしてロシア国内の空港や軍事施設へのピンポイント攻撃を可能にして、当初ロシアのウクライナに対する一方的な侵略だった戦争は、今は自国内に留まらない様相を帯びてきている。サイコパスな大統領と揶揄されているトランプのメンツ丸潰れだが、平和を希求するのじゃなく、資源が欲しいだけなのだということがEU諸国も勘付いている。ウクライナの原発を管理下におくとか、グリーンランドを自国のものにするとか、カナダを51番目の州にするとか言いたい放題だが、プーチンと同じくどれだけ身体が保つかではないか?バイデンも日本の菅元総理も公の場に出るにはおぼつかない。ただ一つだけトランプの良い点を挙げるとすれば、何でもかんでも実行力と、ケネディ大統領暗殺に関する文書を公開した点だと思う。後者については、あまりに膨大なファイルだから google notebook LM  の AI 機能で押し問答しているところだから、少しでも真相に近づけばここで紹介したいと思う。

   AIといえば、今朝YouTubeチャンネルの妙法さんの動画で、deepseek に関わった技術者の国外への渡航を制限(パスポートの取り押さえ措置)している、というのがあった。

 DEEP MAX 妙佛さんのチャンネル

 一方で、X で、毎日のように漫画家の東雲くによし氏がAIの研究を行っている東大松尾研究室の中国人の女子留学生が医療費を只遣いしていると盛んに掻き立てているが、今後ひょっとしてそうした留学生も身の置き所に気づいて自国に帰らないようになるかも知れない。日本の政治家は、どういう訳か中国人や韓国人など外人を優遇して仕舞いには選挙権まで上げようかなどと言っているし(かのヘイトスピーチの代表者の桜井誠の方がまともかと思える時があるのは私だけだろうか?)外国人にとって医療費ただで生活費保護の日本ならそりゃ住みやすいでしょ。

 話はそれたけど、先に取り上げた google notebook LM  の凄さはやった人ならその凄さは分かるでしょうが(自ら考えるというところで、幾らかの問題は孕んでいるが)、本来ならdeepseekの技術者たちは、非常に高価な給与をもらうか、自ら起業してサム・アルトマンのように億万長者になっていてもおかしくはないのだから。

 結局この問題も、悪貨が良貨を駆逐する、と言えようか。

2025年3月12日水曜日

「マルコポーロ」1995年2月号

    本日はタイトルに挙げた件を取り上げたいと思います。雑誌「マルコポーロ」は、文藝春秋社が1991年から4年間ほど発行した雑誌である。写真の2月号は、1995年のちょうど阪神淡路大震災の発生した1月頃に発行されたもので、ナチスのホロコーストは存在しなかったかのような記事を特集している。そのことによりシオニストやユダヤ人の団体から強い抗議を受けて廃刊に追い込まれてしまった。

 しかし私がここに取り上げたのは、そのことではない。そのことも世界的にも大きな問題を孕んでいるのだけど、もっと重大な記事が他にあったことを忘れてはならない。それは、これも特集として記事を組んだもので、右下の写真のごとく前年6月に発生し、6人が死亡、約600人が負傷した「松本サリン事件」のことを取り上げていているからだ。この事件は、長野地方裁判所松本支部田町宿舎などをターゲットにしているが、翌年東京の地下鉄サリン事件、さらに国松警察庁長官殺人未遂事件へと続く物々しい時代を予兆していたのだった。米化学兵器研究所副所長オルソン氏が来日して雑誌ではインタビューを試みている。その中で氏は、松本サリン事件では妻共々被害者である河野義行氏が真っ先に警察に疑われて2年に亘り取り調べを受けているが、その割にこれはあくまで予兆であってこの地域が実験として使われていたのであり、何故警察はこれに続き今後都市部で発生した場合などの対応を怠っているのだろうかと疑問を呈している。警察とすれば、この雑誌が廃刊に追い込まれて、飛んでもないことを掲載したからだと言いたいのかも知れない。だが、周知のように後に東京都心を未曾有の大混乱におとしめた事件を考えるとき、この記事の持つ意味を絶対忘れてはならないように思うのだ。



写真は、雑誌マルコポーロ2月号の一部内容である。
 東京で発生したオウム真理教による地下鉄サリン事件は、1995年3月20日の地下鉄が通勤客で混雑する早朝で起きた。丸の内線で2組、日比谷線で2組、そして千代田線で1組の計5グループがそれぞれサリンを袋に入れて新聞紙に包み持ち、霞ヶ関に向かう人をターゲットにして事件を敢行(サリンの入った包みをこうもり傘の先で突き刺す等して)した。霞ヶ関は、警視庁や国の行政機関が集まる場所であり、官公庁が多いところであるので狙ったのだ。死者は14名、負傷者は6300名となった。
 同時多発テロの状況は、それぞれ
⚪︎丸の内線(荻窪行き)では、池袋駅で乗車した広瀬健一が御茶ノ水駅で実行。
⚪︎丸の内線(池袋行き)では、新宿駅で乗車した横山真人が四ツ谷駅で実行。
⚪︎千代田線(代々木上原行き)では、千駄木駅で乗車した林郁夫が新御茶ノ水駅で実行。
⚪︎日比谷線(東武動物園前行き)では、中目黒駅から乗車した豊田亨が恵比寿駅で実行。
⚪︎日比谷線(中目黒行き)では、上野駅で乗車した林泰男が秋葉原駅で実行したことになっている。よって発生当初から110番が相次ぎ、対応する警視庁や消防庁も最初それが化学防護服を着用すべき事案であることを知らないで警察官等を突入させることになってしまった。そのような緊迫した模様は、下記のYouTubeサイトで伝わってくる。


地下鉄サリン事件当日無銭記録 ※いくつかの警視庁通信指令室の無線記録があるが、元々YouTubeチャンネル「日曜アカデミー」が最初に出していたように思うが、解りやすく図示できているこのチャンネルのリンクを貼っておきます。

 この日我が家の母をはじめ親類縁者が東京都で結婚・披露宴があり詰めかけていたが、地上でタクシーに乗車したため事無きを得ている。当然地上でもパトカーや消防車、救急車が現場急行しており、地下鉄出入口でも規制線が張られていたはずで、パニックに陥っていた状況であると推察する。

 また救急車の数も足りないくらい次々に運ばれる救急患者については、日比谷線築地駅付近の中央区明石町に所在する「聖路加国際病院」(当時日野原院長)が当初から患者受け入れを表明しており、多数の患者が運び込まれることになった。

 「当時の日本の警察の関心は、誰がサリンをつくって松本で散布したかであった。」(杜 祖健著「サリン事件」)警察は第一通報者である河野氏をまず疑った。警察が彼の自宅から化学薬品No IIを押収した際に「ナンバー2」と記載して驚いたという。「それは二酸化窒素ですよ」と河野氏が指摘したエピソードが残されている。松本サリン事件では河野氏を犯人と誤認し後に損害賠償することになったのだが、被害を受けた薬剤の成分をサリンと警察が断定したのは、「ガスクロマトグラフィ成分検査」だった。今でもこの機械は覚醒剤の成分分析に利用されている。警察庁長官に対する殺人未遂事件もご承知のように警視庁(公安部)はオウムの仕業と最初から思い込み信じて疑わなかった。そういう先入観が、誤認が誤認を呼び二進も三進も行かない状態になっていくのだった。ただ地下鉄サリン事件だけは警視庁刑事部が総力を上げて捜査した結果、上九一色村(長野でキャンプした時に村を通過したことがあった)の第七サティアンで製造されていることを突き止めていく。そして製造したのは、まず土谷正実で村井秀夫からの指示であった。松本で成功した彼らは製造工程を簡略化して製造するようになっていた。地下鉄を攻撃現場として決まったことにより村井は次に遠藤誠一に命じて第4過程から製造を行った。これについては、既に大量に「メチルホスホン酸ジフルオリド」という化合物が保存出来ていたからだった。そこに中川智正が加わる。

 一連のオウムによる日々積み重なった重大性が世間や警察に認知されるまでには、長野県をはじめ各地で地元住民の絶え間ざる苦労と活動があったことは付け加えなくてはいけないだろう。3月16日の「サンデー」でも地元住民の苦労が紹介されていた。家族からも「止めなさい」と言われても徹底してオウムの悪事をしつこく追及している人がいた。そういった涙ぐましい努力があってこそ重い腰の警察や及び腰の自治体が動いたのだった。全国からオウム信者に子供を誘拐同然で連れて行かれた家族でもどうすることも出来なかった時代だった。



参考文献、出典等;ユキペディアの関連記事

         杜 祖健著「サリン事件」(東京化学同人 社発行)

2025年3月7日金曜日

地球は緑を保つことが出来るだろうか?

 写真の本は、経済の分野にはなく、環境のコーナーの棚に置いてある。それで少し前にあの本どこだっけ?と気になって探したが中々見当たらなかったのだ。地球に住む人々は、今後地球環境を最適に整えることが出来るだろうか?既にトランプ大統領は、パリ会議で採択した決議書からの離脱を表明している。表題で「資本主義」と名打っているのが肝だ。この本の冒頭で早速取り上げられているのも、トランプ大統領の言葉である。資本主義でもCO2規制は到底達成できない項目であるし、共産主義なら尚更発展途上であることを良いことに地球規模の環境問題に対応する動きはない。トランプ自身レアメタルはどこだ、原油が見つかれば掘って掘って掘りまくれとGoサインを出す人である。

                         

 いま世界は、アメリカのトランプ大統領の一挙手一頭足に影響され、動かされている。株価ひとつとってもそう。好むと好まざるとに関わらず世界の趨勢はそのように動いている。トランプ大統領の新政権が発足してアメリカのGAFAのトップや日本からはSBの孫正義氏が大統領の周りに集まった。既にイーロンマスクは閣僚の中にいる。ひとりキャップ帽を被って言いたい放題言い、大統領が「今の彼の言葉に異論はないよな、あるならこの場から出て行ってくれ」と牽制する始末。もう両議員での大統領の演説でもそうなっている。文句があれば退場させられるし、「忖度ロース」でなければ、立身出世は望めない。ひと頃日本もそんな雰囲気があった。ゼレンスキーでさえ、歓迎を受けるどころか罵倒される。ウクライナは英仏をはじめヨーロッパの主要国が支援しているが、微妙な綱渡りを今後は強いられるはずだ。アメリカをはじめ日本でも株価が急激に下がった。それは中国が仕掛けたdeep seekにある。いくら孫正義氏がサム・アルトマンと組んで新しいAIの分野を開拓しようが市場は冷ややかだ。
 そしてトランプ発言がそこに輪をかける。カナダやメキシコ、中国に対して関税を強化する保護主義を鮮明にしたからだ。よく唾を天に向かって吐けば自らにかかると昔から言われてきた。それはアメリカも同じだろう。自由貿易を蔑ろにした政策がどのような結果をもたらすかそんなに時間がかからないと思う。

 冒頭で紹介した今書店で並んでいるこの本の冒頭で、作者であるアクシャット・ラティ Akshat  Rathi  は、10年ほど前にドナルド・トランプが「クリーンコール・テクノロジー」の有用性を説いたのだと言う。しかしそれは誤解が生んだものだった。二酸化炭素を回収し、地中に貯留するのがクリーンコールだが、その意味を間違えて、クリーンな石炭が開発されたと思い込んだ(あるいは側近の出鱈目を信じ込んだ)のだった。日本の大阪府の知事が新型コロナにヨードチンキが効くと本気で思って記者会見まで開いたのとよく似ている。徒然草の第五十二段に「少しのことにも、先達はあらまほしき事なり」とあるが、そのような事なのか。
 この本の中では、「世界の平均気温が産業革命前と比べて1.5°Cではなく2℃上昇すると、世界規模で100兆ドルの経済損失が生じる。2050年に二酸化炭素排出量ゼロどころか、さらに意欲的な目標の達成が求められる。現代文明を支えるエネルギーシステムを再構築し、地球上の80億人を養う農業システムを再考し、人類とこの惑星の関係を作り変えるのに、残された時間は30年足らずだ。」と述べている。
 しかしトランプ大統領は、パリ協定に離脱する大統領令に署名している。

トランプ大統領のパリ協定離脱の影響を伝えるニュース(NHK)

 トランプ大統領の側近がこのような、まるで裸の王様が裸でうろうろして外出するような時に気分を害するような指摘をするのは期待できないし、そのような人が共和党から現れるとは到底思えない。そこは、「そのようなことを続ければ、ものすごく株価が下がり、トランプ関連株ももちろん甚大な損失を被ることになりますよ」と娘のイバンカ氏あたりからやんわりと御指導して頂かなくてはいけないだろう。

追記;3月8日。EUではイーロン・マスクの車テスラにNonと言い、テスラ株が落ち込んでいる。これは参考で動画を載せておくけど、例のトランプ就任に際して彼がヒットラーの真似みたいなポーズを取ったことに対する嫌悪感から来ている。

テスラに乗らないヨーロッパ

 そして(3月9日)またこれもイーロンマスクが仕掛けたと言えそうだ。

別にスターリンクなくてもウクライナは勝てる!

2025年2月28日金曜日

サイバー犯罪の低年齢化/AIを活用

 今朝のTVニュースでちょっと驚いたので取り上げてみる。中高生3人が警視庁にAIを活用したサイバー犯罪で逮捕されたというニュース。いよいよかと思うと同時に稼いだお金も暗号通貨でマネーロンダリングするなど高度化している。 

 人工知能(AI)を使った自作のプログラムで楽天モバイルのシステムにアクセスし、通信回線を不正に契約したとして、警視庁サイバー犯罪対策課は27日までに、不正アクセス禁止法違反などの容疑で、中学3年の生徒(14)=東京都立川市=と高校1年の生徒(16)=岐阜県大垣市=ら少年3人を逮捕した。

クレカ情報不正取得疑い 17歳の高2男子逮捕―京都府警など

 同課は2023年12月から約半年で少なくとも約2500回線を契約して転売し、約750万円相当の暗号資産(仮想通貨)を得たとみている。

 ほかに逮捕されたのは中学3年の生徒(15)=滋賀県米原市。いずれも容疑を認めており、生徒の1人は「高度な犯罪スキームを考え実行し、SNSで注目されたかった」と供述している。(時事通信2月27日記事より)

 

      画像は、日テレニュースより(押収されたスマートフォン)

 まとめてみると、

・秘匿性の高い通信アプリ「テレグラム」を使用している。

・楽天モバイルのシステムに(自作プログラムにより)不正ログインして(不正アクセス禁止法違反)

・通信回線を無断で契約している(電子計算機使用詐欺)

・押収されたPCからは、33億件ものID、パスワードが見つかっている。

・2023年末から10ヶ月で2500回線をテレグラム上で転売し、暗号通貨により利益を得ている。

・3人はオンラインゲームを通じて知り合い、主犯格は岐阜県米原市に住む中学生で、大垣市の高校生らに指示を与え、高校生らが対話型人工知能「chatGPT」などでプログラムを作成し3人が共有していた。

・1回線1000〜3000円で販売し、売上げをオンラインカジノを利用したり、オンラインで商品を購入したりしていたという。(毎日新聞記事より)


更新3月1日;昨日2月28日にブログ書いてたけど、昨日はビッグニュースが世界を駆け巡った。とにかく今後4年間あの男に世界は振り回されることになるだろう。グリーンランドを買うと言ったり、ウクライナの和平交渉にしても、ウクライナのレアメタルが単に欲しい、ついでにノーベル平和賞も欲しいというだけだろう。昨日はトランプ関税が影響を受けて、日本の主要銘柄も1000円(時価10万円)以上下げていた。彼は国益というより自分のビジネスを優先する。それはブッシュと同じだ。そのために他国に戦争を仕掛けた歴史があるのだから。ベトナムやアフガニスタンはレアメタルではなくあるのは大麻だった。利益につながるなら何でもいいのだろう。ほんの子供が、大人のそういった政策やマネー資本主義を真似たとしても決しておかしくはない。彼らが社会に復帰したときには次の策を考えているかも知れない。ちょうどトクリュウが絡む中国系のマフィアがミャンマーにアジア各国から貧困な若者を集めて「教育」しているニュースが注目されている。特に中国では、大学出ても適当な職はなく、路頭に迷っているのが現実なのだから。

  

オープン戦でホームランを打ったドジャース 大谷17よりも、日本では、ドイツのバイエルン所属の谷川 16に沸いているはなぜ…💦

というか、もう世界中の誰も谷川萌々子を止めることなんてできない…。


MC183/anotoki sigotoyamerutokiite ketudansitanyane omaewa gomenyo


2025年2月16日日曜日

日産の再生。それは果たしてあるのか?

  先頃、ホンダの社長が会見した。会見で日産との協業は成功しなかったと明かした。同じく日産の社長も別の会見で同じような事を言い残念だと話した。ただ日産の10名を超える役員の胸中を慮るとすると、明らかな違いがある。ホンダはもう既に陸を走っている企業ではない。ホンダの実績にはまず二輪がある。ヤマハやスズキ、カワサキなど日本の二輪メーカーは海外でも人気が高い。そのホンダが陸地に飽き足らず、既に空を駆け巡っている。ホンダジェットは創業者の夢だったに違いない。もちろん日産にもフェアレディZやGTRなど他社にない魅力的なクルマがある。そうであれば倒産することはまずないはずだし、リストラを敢行することもないはずだった。「ニッサンがルマンを制覇するとき」という本を昔読んだことがある。似ている題名の本に「ホンダが(F1)レースに復帰するとき」がある。ホンダは今はF1から退いているが、いずれ再び復帰するだろうと思っている。彼らホンダエンジンを支える技術者の熱量は他と比べてもかなり高い。耐久レースのル・マンでは今やトヨタがワークス(個人では不可能だから)では牛耳っているし、日産の参入の話は聞かない。

           最高出力600馬力を誇る最強のGT-R(日産のHPより)

ケンとメリーのスカイライン(CM)

 一度日産が経営上追い込まれていた時期がある。ゴーンというフランス系レバノン人を社長に据えて、リストラと国内工場の整理を断行した。その行方は皆さんもご存知の通り、東京地検のゴーン逮捕劇(特別背任ほかの容疑)と逃走劇に終結する。ゴーンはルノーを売りますとフランス当局には言い、日産、ルノー、三菱自動車のCEOとして自己の地位による権力を欲しいままにした。今、日産はまず横浜近郊のザマ工場を縮小するためリストラを行なっている。今回のホンダとの協業がならなかったのは、日産首脳陣のプライドの高さ(=ホンダの2〜3倍は貰っている給与の減額或いは12名いる役員外しに対抗か)の結果だろうけど、ホンダにしてみればこの期に及んでもその態度と言いたげだった気がする。そして中国共産党がバックにあるホンハイ鴻海精密工業股份有限公司の受け入れを模索しているようだ。あのシャープや東芝の時のような似た日本企業の末路に近い様を思い描いた社員が多かったのではないだろうか?直近ではKKRに増資(資金調達)のための協議を始めたというニュースが伝わってきた。かつて日産のラジエーター部門の子会社をコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)に売却した経緯がある。いずれにしても日本の基幹産業の一つが岐路に立っていることは間違いない。そんな時でさえ政治家は素知らぬ顔で日本人より外国人受け入れとか優遇措置を取ろうと図っている。(※東京大学に現在留学中でIT関連の研究室に在籍している女性が1年で1300万円の日本の医療費を詐取したと指摘され、ネットでは炎上している。)

 大学を卒業して会社説明会に参加したのが日産で、当時は親方日の丸の言葉通りのイメージで、石原裕次郎のドラマにも登場するイケイケムードがあったと思う。日産の名車には、フェアレディZやスカイラインがある。でも結局入らなかったし、入った林業の会社も退社して公務員になった。私が最初に給与で買ったのは日産ブルーバードSSSスリーエス)E。当時ジュリーこと沢田研二がその車のターボ車を宣伝してたから欲しかったんだけれど、予算を超えた。前後のバンパーが広く、座ってよく地元の屋台のラーメンを食べていたっけ。

 以前大坂なおみが2018年グランドスラムで優勝した時、日産の女性役員が大坂に何が欲しいかと聞いたら、GTRと答え、その場で高価な特別仕様のGTR(上記写真。価格2464万円)をプレゼントしたシーンを思い出す。今となっては夢のまた夢ということだろうか?

追記;3月8日。娘は今横浜に住んでいる。日産の工場に勤めていて産休に入っていたところをどうやらリストラされたらしい。例の日本で真っ先に工場の生産縮小があったところだ。役員報酬は誰にも負けないくらい貰って、社員にはとても冷たい会社が日産である。そしてプライドだけは負けないくらい高い。あんたホンダは目先のことは考えてないですよ。経営能力がないんだったら、さっさと退場しないと。そう言いながらフジHDの幹部の影がちらついた。


2025年2月6日木曜日

AIの現状と問題点

  AIに関しては、いくつかの問題点がある。昨年度ノーベル物理学賞を受賞したジョン・ホップフィールドらは、将来AIが人間の知能を上回り、人類の存在をも脅かす危険性があると危惧する。日本では将棋や囲碁などの何十手先を読むゲームが既にAIに凌駕されているのは周知のとおり。先ごろ文学賞でも似たような出来事が起きている。九段理江氏が芥川賞に輝いたのはいいが、彼女が作品の一部がAIを活用していると発表したことだった。今や学生の研究論文でもchatGPTを使って作成しているのは想像がつくし、それが文学の世界にも浸透してきたような感じか。選出した選者の作家は驚いただろうか?それとも近頃当たり前じゃんというだろうか?今後もし同様に作者自身でどの部分がAIなのか区別がつかなくなる状況になるということであれば、少々厄介な話になる。というのはもうAIが入った時点で著作権を主張できるかという問題があるからだ。ありとあらゆる世界に溢れた情報網から作者の欲しいネタを集めてくる。あの東京オリンピックでデザインを公募した際に起きた不手際を想像してみれば理解されるだろう。

 そしてそのChatGPTをも上回るとするAIソフトが現れた。ちょうどトランプ大統領の横に孫正義氏やサム・アルトマン氏など米AI関連企業の代表者らが勢揃いして演説をぶった後、そのような晴れの舞台に冷や水を浴びせるように放ったのだった。中国のdeepseekが文字通り深く先行してこの晴れ舞台を台無しにしたお陰で、NVIDIAなどIT関連株が一気に落ち込み(時価総額5900億ドル、日本円で91億円が一気に消失した)が、世界の株式市場に影響を与えた。今(2月6日)もまだ回復していない状態だ。HUAWEIと同じく入れたら最後個々人の情報を中国共産党に吸い取られるなど、色々中華特有の問題点が炙り出されてはいる。しかしこれまでadobeにしてもMicrosoftにしてもユーザーが必要なソフトを毎度更新してその都度売り上げを上げて来ているし、ChatGPTにしても使えるのは無料ではない。円ドル差損で年間5万円くらいはする、そんな状況にもうユーザーも懲り懲りなんだろう。つまりこのソフトに関してはオープンソース(無料)なのだ。危険性はあるが、無料。だから市場も迷っているところだと思う。(3月9日追記;ここで優れたAIのワトソンとでも呼ぶべき無料のアプリが存在するので加えておきます。それは Google の NotebookLM です。最後のスペルが、オランダ航空みたいだけど、実にすごい優れもので、気になる人はぜひYouTubeで check を)


 もう少し話をありふれた現実的な事に焦点を当ててみよう。スマート・シティではなく既に過疎地の定時運行バスは試験的に自動運転を実施している。乗っている村民も喜んで「最先端の」バスに居心地良く乗って満足気だった。このように私たちの知らない間に既に「変革」は始まっているようなのだ。私はそこで思い出す。以前実際に起きた事だが、猫だったと思う、突然道路に飛び出した。そんなシーンは自分でも経験がある。その時運転者は突如現れた小動物を何か咄嗟に分からず、急ブレーキを踏み、車は横転、運転しているポルシェが大破してしまったのだ。つまり、こういうことである。小動物ならず、女子高生がスマホを持っていきなり道路に飛び出したりする事だってあり得るし、実際にある。そこに電動スケボーや電動キックボードが登場しているし、キックボードについては既に警察庁も認可している。(最初中々認可が降りなかったのに知らぬ間にOKになっていた)ナンバーまでついてるのやついてないのまで多種多様である。取締りの現場の警察官も取締り対象が増えて喜ぶ反面、無秩序な状況を招来しているから手を焼いてもいるだろう。インバウンドも利用するだろう。仮に自動運転の乗り物が公道を走っていて、事故を起こしたとする。誰が責任を取るのだろう?横に補助役の運転手がいれば別だが、全くの無人になってしまって、不意の状況に判断がつかない自動運転者(?)が急ブレーキを踏んだとして、乗客が多数怪我をした有様を想像して見てください。軌道式なら別だけど、監視室があって、モニターで見ているかるどうか知らないが、テレビの取材に勝手に車(バス)が暴走してしまったようなのです、とでも言うのだろうか。「やっちゃえ日産」はいいけど、バカな煽り運転もあるだろうし、何が起きるか分からないのが(高速)道路であり、いかに対処が難しいのを知っているのが現場で処理している警察官である。それなのに簡単に警察庁の役人は許可してしまう。大金が動いたのではと邪推してしまう。もちろん六本木で起きたあの上級国民のお爺さんが起こした悲惨な事故を回避できるという保証があるなら別だが。だって彼らは警察という名前は付いているが本当の意味で警察官ではないからだ。反論する人もいるだろう。確かに鹿児島県警の本部長もそうだ、警察官の警視長という上位の階級だ。あ、でも彼らは少し頭は良さそうだけど、県民の気持ちは分からないし、警察庁の方針には従っても簡単に事件を潰してしまうじゃない?実際に彼らが道路で日々何が起きているのかさえ本当に知っているとは思えない。空飛ぶタクシーも作られているし、宅配ドローンさえもう「将来の夢」ではなくなっているのが現実だ。警察庁の役人にウクライナに出張してもらって現実のドローンの運用を見て来てもらいたいと切に願う。石にしがみついてもいかないだろうけどね。

参考文献等;田口善弘「知能とはなにか〜ヒトとAIのあいだ」(講談社現代新書)

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2025年1月30日木曜日

あなたがいることで 僕がいる

 長時間に渡るフジTVの問題で渦中の中居氏はどんな心境だろうと察してみる。そして港社長自身も。以前現役の頃に当時23歳だったか部下がセクハラ被害にあって直属の係長ということで聴聞(実際には違う呼び名)に呼ばれたことがある。自分の上の上司も呼ばれ、当然加害の部下の男性も、被害者である彼女も呼ばれた。そんなことがあってから部下は異動し、結局辞めてしまった。そんなことがあって、の文言の前には、私と上司で彼女を違う部署に移し男性を直ちに移さなかった、そのことにより不利益を被ったと彼女自身が感じた出来事も起こったのだった。せっかく入った仕事を辞めることについては、本人はもちろんだけど、やはり上司として何らかの心の痛手が残った。辞める前に留学して大学に行きたいとの思いから大学卒業した息子に会わせたこともあるが、もしその時点で彼女が辞めていれば結果は違ったのだろうか?仕事を辞めてから数回食事も行ったし、新たに勤めた雑誌社で記事が気に入られて特選になったと喜んで奢ってもらったこともある。辞める前は好きだったミスチルのアルバムも上げたし、城が出来た後USJにも連れて行っても上げた。二人で「こんな莫大なお金を投資して城作るんやったらもっとすごい事出来たはずやのに」との思いは一致した。気が合ったからカラオケや山登りも一緒に行った。一度体験したUSJのホテルに投宿した際に(会見で港社長が下手な言い訳みたいな話で当時を思い出してしまった)駆けつけた彼女を先に休むように言い、自分はリビングのベンチで寝たことがある。勿体無いとか我慢するとか、彼女が魅力がないからとかいうのでは全くなく、既にセクハラ被害があった部下だからというより、それより以前に既に子供に謝るようなことをしていた自分がいたのであり、変な話だけどそんな自分には守護霊とか分からないけれどいつも(海外行っても)付いているしバリアが出来ているような気がしていた。一緒に仕事から帰った道すがら彼女が「まだ付き合ってるんすか」と心配してヤクザな女と交際しているのかと上目遣いに聞いてきた。頷いていたけど、思い起こせば付き合うべき人ではなかったと私自身が思っていると彼女も知っていたんだろうと思う。この女性については別な私が描いているミステリーに登場する。そして付け加えるとすれば、もう一人50代の女性にもセクハラ被害の相談を受けていた。そしてその女性も被害を受けた側なのに不本意ながら異動し、その後退職してしまった。相手はぬくぬくと生きているし、彼女からは仇を取って欲しいと直接言われているわけではないけど、そうすると約束した。つまりここでわざわざ書いているのは、仮に女性が性被害を訴えるような場面では必ず本人が被害を訴えるだろうし(全く問題ないヒロミが弁解していたのをTVで見た)彼女が相手を信頼しているならば、被害を訴えるなんてことすらないだろうと私は思っているのだ。おそらくだけど、中居事件は既に政治案件になっていると思うし、警察が介入することはないのだろうどんな凶悪な罪であっても。歴代首相の令嬢など何人も今のフジテレビには入社しているという背景もある。

補追;1月30日。上の文面で、付け加えるとするなら、最近YouTubeで10年ぐらいグラドルとか専属でない女子アナを経験したような女性が積極的に顔出しで「裏話」をしている動画をよく見るようになってきた。その話の中で中々女性としては自分の未経験な分野における地位と比較して、逆に相手の社会的地位が高いと、何をされても(特に枕営業等のことが話題となっているから)イヤとは言えず抵抗できなかったと話している。そして今の自分なら(動画再生回数がかなり上っているから)積極的に中嶋Pのような年収2千万男でもバラせる、ただ実名で出すには条件がいるとも話している。一頃米国でme too運動が起こり、エプスタイン事件(大統領や英皇室をも巻き込んだ不都合な事件)があり、日本でも映画やドラマの制作関係者による性被害がそれを契機にして話題になっていることは確かであるが、それでも松本や中居事件は氷山の一角であり、YouTube動画により女性も「発言権」を得てきた状況になっていることは救いになったと言えるだろうか。

 歌&作詞&作曲 by Uru

どんな言葉で 今あなたに伝えられるだろう 

不器用な僕だけど  ちゃんとあなたに届くように

Uru どんな言葉で今あなたに…

明日が見えなくなって 信じることが怖くなって

過去を悔やんでは責めたりもしたけれど

僕を愛し続けてくれた人

もしも明日世界が終わっても 会えない日々が続いたとしても

僕はずっとあなたを想うよ あの日僕にくれたあなたの笑顔が

生きる力と勇気をくれたんだ 星が見えない孤独な夜でも

あなたがいる ただそれだけで強くなれる


目が合えば笑って 一緒にいれば楽しくて

共に過ごした毎日は かけがえのないものだった 

向かい風が冷たくて 忘れてしまいそうになるけど

通り過ぎてきた何気ない日々の中に 僕らの幸せは確かにあった

もしも明けない夜の中で 一人静かに泣いているのなら

あなたが僕を信じてくれたように 次は僕がその手を強く握るから


傷つくことから逃げていた この心動かすのは

弱さを見せないあなたが 初めて見せた涙

いつか僕に話してくれた あなたが描いた未来の中に

僕ら一緒にいられるように

あなたがいることで どんな明日も歩いていける光になるから

星が見えない孤独な夜でも 信じられる 僕らまたこことで

笑える日を

夜仕事からの帰りに夜空を見上げると、オリオンの近くに輝く星と飛行機の点滅が見えた     そして耳に聴こえていたのはこの曲だった。

MC183/konoutawo itosii satoko ni sasageruyo


2025年1月24日金曜日

メディア王 鹿内信隆

  以前息子と信州とかを旅行することになった時に、彼が急に「箱根の彫刻の森美術館」に行きたいと言い出した。もう随分前のことだ。その時彼との話題になっていたのは、「メデイアの支配者」鹿内信隆についてのことだった。鹿内氏は戦後フジサンケイグループを率いて、新聞社等グループの立て直しに寄与した人物だ。彼がその美術館の初代館長になったことで、一度その彫刻の森を見たいということになった。噂に違わず素晴らしい森の中にできた美術館に二人共堪能したことを覚えている。そしていずれその鹿内独裁体制というものを崩していく人間が現れる。それが現会長の日枝久その人である。昨夜仕事から遅く帰ってきてMBSで特番組んでやっていたのが中居を巡る問題が、今やフジテレビの存続問題になっているという事で飲みながら見ていたし、今朝もTV各社が取り上げ報じていた。既に中居個人の問題よりも組織問題に発展しているのだ。

                             彫刻の森美術館のHPより


 昔フジテレビが隆盛を極めた頃まだその息子も小学生でその下の娘もまだ小さかったが、レインボーブリッジを越えてあの「お台場」に連れて行った。当時は「踊る大捜査線」がまだ始まったばかりで、警察の現場と管理職である管理官との軋轢が上手く描かれていて毎週見ていた。また「笑う犬の冒険」も人気があった。局内を見学するとそれらの放送関連グッズがあって買ったことを覚えている。お台場はその後観光人気スポットになった。めざましテレビが朝の人気番組だったように。最近誰かがテレビで湾岸署はドラマやからそんな警察あるわけないじゃん、などと言っている人がいた。ちゃんとありますよ湾岸警察署は。特にタレントがシャブなど薬物をして捕まった時には大概湾岸署に連行されているじゃありませんか。話をその渦中の日枝会長に戻そう。鹿内体制にあって社内に労組を作ったのが他でもない日枝氏である。そして今や百人もいなかったフジ社内の労組が500人になっていて、次回会見では日枝会長が同席することを条件に様々な要求を出している。そして彼を含めて取り巻きの経営陣の総退陣を求めている。日枝氏にはいろんな肩書きがくっ付いている。その一つがフジ・メディア・ホールディングス代表取締役会長兼CEOである(訂正;2017年以降は、取締役相談役という肩書きに変わっている)。おん年87歳。前回話した取締役の重要な役割または責任として「善管注意義務」が存在する。Googleでググると最近AIが解説している。それによると善管注意義務とは、その人の地位や職業において、社会通念上必要とされる注意を払う義務です。とある。

 なんやそんなことかいな、という感じだけど、でもこれが意外に大事なのですよ。つまりこれまで中居問題が発生した時に対応した取締役がそれぞれ適宜十分な対応をしたかどうか、が問われているからです。中居以外にも有名タレントがいたとか、中嶋Pとか連んでいたとか色々社内告発も始まっている。今になって関テレの社長が会談しているのも当時取締役専務だったからです。当時は盤石だったフジテレビ放送網には広告業界から広告を差し止められており、のんびりした取締役の対応に周りからじわじわ締め付けが始まっており、既に存続が危ぶまれているのである(これに関しては、元フジアナウンサーの長谷川豊氏は、広告がACに変わったとしても、経済力豊であり後10年以上は持つと断言する)。

補追;1月27日本日緊急取締役会と2回目の公開の会談が開かれるので注目が集まっている。ここに来てなぜかフジHD(フジメディアホールディングス)の株価が上がっている。これには色々詮索が入るところだけれど、日本年金機構が株の運用を任せている日本マスタートラスト信託銀行が同株式の2600万株で11%以上を保有している大株主となっている点も大きい。ということは、仮に株価が上昇したとしても直ちに売れないということを意味する。なぜなら生保と同じく機関投資家が株価の動向を左右するからだ。特に今日本は外国の投資家が多く入っている。筆頭に位置するのは前回書いた世界の四大投資家の一人ウォーレン・バフェット氏やジム・ロジャーズ氏らである。彼らの投資運用会社が動くと世界の投資家も動く。フジHDは傘下にはフジサンケイグループや日本放送、産経新聞社など多数あるが、特に不動産での利益が大きいようだ。仮にフジテレビが潰れてもびくともしないが、潰せないのは安倍政権で監督官庁である総務省の偉い人が天下っているし、加計学園を思い出してしまうが、日枝会長も安倍さんとはゴルフ友達であるほどに繋がりが深かった。トランプ大統領にしても現総理を呼ぶよりも安倍夫人を呼ぶといった具合だ。前回書いたけど、天下りやお互いの団体の利益を重視するウィンウィンの関係が今や日本の慣習として支配しているのは間違いないと言えるだろう。日本の慣習とは言ったけど、企業が大きくなるにつれて、会計基準が今や世界基準に合わせているように商慣習やその他悪しき慣習までもがアメリカナイズしているのかも知れない。

参考文献;岡芹健夫著「取締役の教科書」....岡芹氏の本によれば「取締役が、会社に著しい損害を及ぼすおそれのある事実を発見したときは、ただちに監査役や監査役会に報告しなければならない。また、取締役がこうした善管注意義務を怠った場合、会社に対して損害賠償義務を負うこととなり、また取締役に悪意(法的には、当然知らなければならない事項をわざと見逃すような行為を許したと考えられる)または重大な過失があった場合には、取締役は第三者に生じた損害についても損害賠償義務を負う」とされる。

 柴田和史著「教養としての会社法入門」….取締役が宝くじを買うことは判例上許されていない。会社に損害を与える可能性が高いと判断されるからだ。(酷いケースでは特別背任が問われる。実際に大王製紙の取締役だった井川意高氏がマカオ等で博打をして会社に多額の損害を与えたとして特別背任で逮捕されている。)それでは株式はどうかという問いがなされている。今フジ・メディアHDの最近株価が上がっている(2月4日は下がった)が、トヨタのような安定株式を比較的長期間保有することは問題ないとされている、と解説されています。

    中川一徳「メディアの支配者」....堀江貴文が当時フジ買収に走り、日枝氏がそれに攻して必死でフジを守ろうとするのであるが、かつては鹿内を追い落とした人間でもあったのが日枝久だった。今回のメディア存続の戦いは、かつてとはまた違う形で次の支配者に襲いかかったと言えようか。

補追;1月28日。昨夜の十時間にわたる会見で中心的な話題は「遠藤副会長(コンプライアンス担当責任者)の耳に入ったのが遅く一大事が社内でも共有されていなかった」「日枝相談役がなぜ出席しないのか。なぜ責任を取らないのか」「渦中のA氏に対して第三者委員会を通じてでも通信履歴や様々な方法でもっと詳細に追求すべき」それに対して、経営陣は「日弁連のガイドラインに沿って委員会の調査が入れば1/23以降は社内調査は出来なくなる」と言ったりしてA氏に対しては調査は終わったかのような態度であった。

 フジテレビ会長、社長が「取締役」としての責任を取って辞任したみたいだが、彼らには日枝さんからとっておきの「天下り」が用意されているだろうし、組織的な犯罪が起きていたと想像できる中でも中居問題が中途半端で警察も動かない点など会場に来た社員や各マスメディアの失望感を誘ったのだと思う。暫定的に社長等のすげ替えで事無きを得ようとする組織の実態は、あの鹿児島県警の問題で見せた本部長や警察庁長官の動きと殆ど同じであり、国民の間にも失望感が漂ってしまうことだろう。取締役の責任は、辞任したからといって消える訳では無いということは当事者は肝に銘じるべきだと思う。

補追;2月2日。中嶋Pが自宅謹慎中らしいわと姉がどこからか仕入れた話を言う。自宅にはいないやろう、妻も子供もいるのに、ホテルか愛人宅かとオレは話す。それにしてもフジTVの記者会見で社長が、ケータイの内容も調べましたが問題はなかったと話したが、それであれば謹慎中や1月30日付で人事局付というのもおかしい。本人の意に反してなら労基法違反になるし(既に本人も部下に対して労基法違反してるから相殺か?)記者が聞きたかったのは組織の関与があるのかなかったのか、だから彼が口を滑らすことがすごく問題になってきているのだろうなぁ。

2025年1月23日木曜日

半沢、大丈夫か?それで 2️⃣

  以前取り上げた三菱UFJ銀行の不祥事を再び取り上げる。最近までこの銀行は、東京三菱UFJ銀行であった。それが一時は国内で最優良の東京銀行が衰退したのか知らないが、現在の名前に変わった。これには何か世間の知らない別の問題が隠されていると思ってしまうが、ここでは取り上げない。前回はUFJ銀行の前身は三和銀行であると言ったし、その時にも前代未聞のオンライン詐欺事件が起きているのであるが、バブルがはじけて以降再編の動きが加速して日本のかつての6大銀行は、今や再編しまくって見る面影も無いくらい。宝くじの登録金融機関はみずほ銀行であるが、かつては当時日本一の銀行だった第一勧業銀行だった。そのみずほも三つの銀行が統合してズタズタになったのかオンラインでの不手際が続き、宝くじが無ければ魅力もない。その話は一度「ポストモーテム」で取り上げたので略する。

 警察の好きなキャッチフレーズに「安全・安心」がある。でもこの神話も少しずつ崩れつつある。それは警察庁主導で決められたサミット等の各種警備を要する行事や都道府県警の各警察が主導で捜査すべきことが伺いを立てる悪しき風潮が阻害しているからだ。それはグリコ・森永事件(警察庁指定114号事件)から引き継がれている。この事件は2府県以上にまたがるような広域性を伴う事件が機動力と速やかな情報共有が必要なために指定されたものである。ところが、事件解決にはそのために様々な障壁が生じて指揮系統に齟齬が生じた事により未解決になったことも事実である。今回の三菱UFJ銀行でも垣間見れる。40代の女性行員であり事件当時管理職にもあった人物が顧客が預けた金塊を「盗んで」古物業者に預けて金印を取得するという極めて特殊な「知能犯的な」事件であり、捜査三課ではなく、捜査二課が動いた。

 捜査二課が動く事件は、選挙に関する事件。贈収賄事件(汚職の最初の文字からサンズイと呼ばれる)その他知能犯事件は代表的なものは、詐欺、背任、横領である。この事件に動いた理由としては、最初から「横領」を疑ったからに他ならない。無免許のような道路交通法でさえ、事故をともなえば誰しも日常的に頻繁に行われる行為には「業務上」が付き、業務上過失致死や業務上過失傷害などの刑事責任が問われる。今回も、銀行の行員である株式会社の社員(会社法でいう取締役には「善管注意義務」というものが付き纏うが、それは次回に取り上げます)が業務上横領事件を行ったのは、銀行にとって由々しき事態であったのは十分想像できる。それで半沢頭取が警察に相談したのだろう。あと一つ見逃せないことは、各銀行には銀行協会があって機能しており、警察と連携し、例えば組織犯罪のマネーロンダリングに利用されたり、脅迫的な融資を迫ったりし易いので防犯的に結びついている。よって警察から銀行へ天下りすることもある。

 「窃盗事件」であれば、その行員一人のせいにして組織性が緩和されるが、「業務上横領事件」であるとか、銀行という企業体に損害を与えるためにわざわざ内部の資産を食い潰したような背任行為になれば、上部機関である金融庁にも報告し難いのである。捜査二課からすれば、面子丸潰れである。「ブラックボックス」のところでも書いたが、一度上層部が決定してしまえば、中々覆すことが容易ではない。刑事部長や所属長である捜査一課長から命じられたら抗し切れない。今の中居問題と似ているが、山口敬之氏の問題も同じである。いわゆる事件をもみ消すことも可能である。頭取が相談して「窃盗」となった今回の事件は果たして公判維持が上手く進むのだろうかと心配になる。まず起訴する東京地方検察庁がどう判断するのか気になる。

 「業務上横領」そのものが分かりにくいという方のために一つの事例をご紹介しよう。これは実際に日本マクドナルドで起こった事例である。ある人が奈良県内の店内で財布を落とした。リュックの上部が空いていたために抜け落ちたと思われる。遺失者は直ぐには紛失には気付いていなかったものの、数日して店に問い合わせて店員が拾って財布が無事だったことが判明する。その時店員はこう遺失者に告げた。「その財布は、一度金庫に収納しておりましたが既に店長が警察に届けたようです」と。ところが管轄の警察署の会計課では当該拾得届を受理していなかった。今度は警察が遺失者にいう「お店の店長とお話をしてくれませんか?」と。腑に落ちないと思いつつ店長と会うと「届け出ようと車の助手席に紙袋と一緒に置いていたんですが、どうやら一緒に捨ててしまったようなんです」。この話あなたは信じますか?例えば刑事事件として捜査していれば、ガサ(捜索)していれば店長の自宅からその財布は見つかったかも知れない。店長の上部責任者はエリア責任者である。その方の立ち合いで両者示談が成立した。この遺失者にとって大事な忘れ難い財布が、現金という解決金(中居氏の場合は解決金は多額だったが)に変わってしまった。本当のところ彼が欲しかったのは、その財布の中の現金やクレジットカードではなく「イチロー選手の記念のスタバカード」だったかも知れないし、その辺では決して売られていない財布それ自体だったかも知れない。

※上記事案では遺失物横領ではないかとお前は質問するかも知れないから、断っておくね。既に店の店長という管理責任者が保管しているから、店内でお客さんが拾ってポケットナイナイしたのと違って(その場合には遺失物横領が成立する)、横領事件になるし、業務上が付くのです。

        ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの公式HPより
 

 先ほど警察の天下りの話をしたが、それについても一つ触れておきたい。ディズニーランドと並んで日本の外資系のテーマパークとして誰もが一度は訪れたことがあるUSJで実際にあったことである。「それってUFJ銀行を、USJっていうから」なんて言う、かまいたちの漫才を思い出してしまうが、ここでも被害者が登場する。園内を入るとしばらくしてコインロッカーがあってそこに財布などの貴重品を入れたバッグを預けることが出来る。そのコインロッカーに預けたゲスト(お客さん)から複数被害が警察に届けられた。毎日同じ人が来ないから、ほぼ毎日のようにそんな被害があったことが予想されるが、中には「お前の勘違いやろ」「私確かにこのロッカーに入れた財布に現金5万円入れといたんよ」「もう、勘違いやろ、なんでそんな大金持っとんね、おかしいやろ」などと夫婦喧嘩になって離婚に発展した夫婦もいたかもしれない。ところがそのロッカーの辺りには一台も防犯カメラが設置されていない。つまり盗まれたが最後一生出てこないのだ。手口は例のUFJと同じでマスターキーを使用したものだ。被害者はたくさんいても、UFJいやUSJはコメントは出さない。なぜならおそらくそこを巡回するのは警備員と分かっていたのだろう、それを公表してしまえば内部犯行の誹りを免れないからだ。ここでもOBに相談したりしたはずだ。何せ園内でトラブル事が起きたとしても絶対制服の警察官は入れない。もしどうしてもそんな事気にしないで楽しみたいなら、コインロッカーだけは利用せず、暗いところではスリに気を付けて、夕方から入って半日楽しむパターンでエンジョイして下さいね。ドンキーたちがあなたを待ってますよー♪