2026年1月27日火曜日

文革シンドローム

 遂に、というか中国の中枢で事件は起きた。ほんの数日前の事だった。それまでも似たような出来事は起きているが、今回は「 中国軍部ナンバー1と2の張又侠 Zhāng Yóuxiá 中央軍事委員会副主席と劉振立 Liu Zhenli 統合参謀部参謀長が規律違反容疑で調査を受けていると中国国防部が24日に発表したからだった。国内では収拾がつかないほどの大規模な労働者による大きなデモが連日起きているが、今回の騒動はクーデター或いはその一歩手前の事件として関係者が大量に処分されるほどになっているという。その真逆な説もあることに注意を要する。

今回の事件に関するyoutube動画 

北京市内の高速道路での異常 

最近の中華関連の動画は以前と比べてかなり異常な状況を浮き彫りにしているようだ。

 最近イランでも暴動が起きているが、中国の労働者によるデモと似たような状況と言える。両国では全土で暴動が起きているが、それを鎮圧するのは中国であれば警察あるいは公安であるが、軍隊である人民解放軍が出るのは最終的手段である。そのことと今回の人民解放軍のトップ1&2が拘束されているのと関係があるかないかは知れないが、世界情勢的にはほとんど同時期に起きた出来事である。

中国の高位軍幹部4人が、真っ赤なじゅうたんの上に立ち、右拳を高く掲げて、共産党幹部による大規模な公式会議で宣誓している

劉振立氏(左)と張又俠氏(右から2人目)

 今日1月28日になり、また違う見方をする人もおり、中国ウォッチャーの柯 隆さんも戸惑っているふうに見える。

 そこで二つのサイトを見ることで、現在の北京の情勢が見えてくるかも知れない。あとは三十五に任せてもいい。

八十二軍が北京を制圧しているという説

周主席によりクーデターを制圧したという説

 

2番目のサイトにしても内乱が発生してもおかしくないとしている。いずれにしても日本のオールドメディアは何も報じていない。

結局、次の動画が事実のような気がする。

周では誰もついていかない真実

 幼馴染でもある張氏が公の場で周主席に対し最後通告みたく言い放った言葉が記録されている。「あなたは一体どこにこの国を連れて行くつもりか?」というもの。一帯一路の夢も潰え、国内外で建設ラッシュに注ぎ込んだ資金は枯渇しているし、コンクリートの塊に住むべき人は見当たらない。そんな経済状況と賃金を受け取らない労働者が国内で溢れかえっている状況は、政治の中枢も統制が取れていないと批判されてもおかしくない。仮に張氏や劉氏らが拘束されていても、第二第三の張氏、劉氏が登場するに違いない。特に張氏は軍部の中で最も信任が厚く頼られているトップである。その張氏と劉氏を支えてきた多くの部下が周近平の言いなりになるという筋書きはない。でも

ファクトチェック!

実際にはイギリスのスターマー首相が訪中しているから、これなんだという話になってきている。(1月30日現在)日本の著名な教授のサイトがまことしやかにクーデターを流すから、Xの記事と相まってすっかり信じてしまっていた。ただ言えることは、中国の軍部で異変が起きていること。それは毛沢東時代から続く中国の変革の波なのだろう。三体という小説には子供が親に思想的に制裁を加えるシーンがある。しかし文化を破壊した中国には時代を引き継いでいる伝統もなく、あるのはただ乾燥した荒野にコンクリートの塊を乗せた構築物だけだ。木の温もりなぞも存在しない。精神的な拠り所もない世界である。いつかは亡霊がやってきて周主席の足元を掬うことになるだろうが、既にその兆しは見えていると言えなくもない。



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