最近見つけた本。誰しも気になるのは、彼が一体誰なのか?という一点だろう。実名を明かさず、所在も不明で、自分が彼ですと名乗りをあげて英国で裁判沙汰にもなったがその人は負けている。この本の冒頭約20ページに及びイーロン・マスクではないかとの説を取り上げている。429ページのほんの触りの部分で。彼こそがナカモトだと天才的な一致点を挙げているが、私は頷かない。彼は違う。確かに彼は今ではトランプ政権の中枢にいたし、ロケットやWi-Fi用のスターリンクや電気自動車テスラ、今ではスマホや動く住宅まで手がけている。密教高野山の開祖空海を信奉しておりかなり日本通ではあるが、イーロン・マスクはナカモトサトシではない。マスクはかなり注目を浴びたがる人間だがその辺も正反対である。少し話は逸れるが、マスクがトランプ大統領に貸しがあると言っていたがその真意を誰も知らないだろう。彼は恐らく大金を投じて大統領選挙に際しテイラー・スイフトが沈黙を守るよう要請したはずだ。もし彼女がカマラ・ハリス民主党候補を私は応援しますと言ったなら、別の結果が出たことだろうし、今のような保護主義的なトランプ旋風を吹かすことは難しかっただろう。マスクはAIを利用し次期大統領と当代人気歌手が仲良く歌っているなんて肖像権でさえ侵害してしまう動画をXで流して煙に巻いたが、彼女は一切の沈黙を守り通した。そのような一見して派手な演出はナカモトの得意な分野ではないと言っておこう。
Wiredの本に関する記事
本の中でナカモトがいかにしてビットコインなるものを世に出すのに心血を注いだかが描かれている。そして彼を探す人間もいかに多いか、それこそミステリーといってもいいくらいだ。まず、これまで世界の基軸通貨であり続けている(今後変わると予想する人もいる)ドルが中央銀行であるFRBにより操作されているようにどの国の通貨も中央銀行が規制している。ナカモトは中央銀行を通さず世の中でマネーとしての機能を果たしていけるようにプログラミングした。それが一つは、紙幣のような通貨と違い、ビットコインであれば、一度売り買いすれば誰の手から誰の手に移ったかが明らかに出来るようにした。それがブロックチェーンの技術である。そこではハッシュ関数というものが用いられており、改ざんすることが困難である。そこでGoogle AIでトランザクションについて検索すると次のような結果が出る。
ビットコインにおける「トランザクション」とは、ビットコインの取引データそのものであり、あるアドレスから別のアドレスへビットコインを送金する際の**「インプット(支払元)」と「アウトプット(支払先)」、および取引を証明する電子署名**などを含む情報です。マイニング(採掘)によって検証・承認され、ブロックチェーンという分散された台帳に記録されることで、取引の不変性が保証されます。
つまり改ざんが出来ないなら、このブロックチェーンを応用して選挙の投票行為に出来ないかと考える人も多いが実現されてはいない。政治家にとって都合の良くないことの方があるんだろうと推察する。きょうび神奈川の小泉陣営が誰かを使ってステマ(ステルスマーケティングの意)を使って敵陣営を陥れ、自陣に都合の良い雰囲気を作り出すなんてことが流行っているから当然だ。彼によらずとも政治家というのは皆そうである。政治家が信用できる人種だなどと誰か信じるだろう。金儲けに奔走し、名誉と地位に拘り、やれることはなんだってする。およそそういうことをやらないのがサトシ・ナカモトなのだ。しかし、ビットコインの価格は、当時のほとんど無価値の額から、2025年10月現在1BTC=1810万1673円という信じられない価格になっているのである。
ただマイニングは、かなり電力を食う。かつては中国国内でもダムのある人のいない地下のようなところで恐ろしいほどのコンピューターを並べてマイニングという作業をするのだ。時の政府の中国共産党はそれを許さなかっただけだ。それと、ビットコインには発行に期限がある。発行枚数が2100万枚に達すると終える。それはおよそ2140年ごろであると言われている。発行した2009年ごろといえばビットコインと同じくP2P(ピアツーピア)であった。同じくググると
ピアツーピア(Peer to Peer、P2P)とは、サーバーを介さずに、ネットワーク上のコンピューター同士が対等な関係で直接データなどのやり取りを行う通信方式
とある。この方式は当時東大の研究室にいた情報理工学系研究室にて助手をしていた金子勇氏が2002年に既にファイル共有ソフトというものを編み出し世に公開している。その名が
Winny で当時著作権を脅かす存在として警察も手を焼いていた。というのも北海道警の事故見分のあらましや京都府警の窃盗事件の捜査状況等きりがないが、自宅に持ち帰った警察官がウィニーを利用してゲームや音楽などをダウンロードしたはいいが、ノートPCの中には警察内部資料もあり曝け出されてしまったことで、全く関係のないウィニー開発者を逮捕するという暴挙に出てしまうのだ。そもそもファイル共有ソフトという類のものは、他人と共有出来るが当然ながら自己の情報も挙げてもいいという前提で成り立っている。彼のような天才的な情報分析のプログラマーであれば、今の世に流行している特殊詐欺の拠点も摘発できてしまうのに、正反対に彼の才能を一生使えないようにしてしまう。そしてしなくてもいいような大河原化工機事件を起こしてしまうのは何故なんだろうか?
この本の中にいくつか専門用語が出てくるので少しまとめてみます。出処は、Google AIです。
○ Torとは「The Onion Router」の略で、インターネット上で通信を匿名化し、IPアドレスからの特定を困難にする無料オープンソースのソフトウェアおよびネットワークです
○ アルゴリズムとは、問題を解決するための具体的な手順や計算方法のことで、プログラミングにおける「コンピューターに何をさせるか」という指示の設計図にあたります。またハッシュ関数は、データを固定サイズの「ハッシュ値」に変換するアルゴリズムです。
○ uTorrent(マイクロトレント、uTorrentとも呼ばれる)とは、BitTorrentプロトコルを利用してファイルを共有するためのクライアントソフトです。BitTorrent, Inc.が開発し、ピアツーピア(P2P)方式でユーザー同土が直接ファイルをダウンロード・アップロードできるのが特徴です。※しかし使用に当たっては、マルウェアに感染する危険性や、著作権に抵触する恐れなど問題がある。