18年後のあの場所へ行って来た。その日は初デートだったから。安全な場所にバイクを止めて歩いていると、直ぐに向こうからPCがやって来て、すれ違った。警官もマスクしていた。もちろんおれも。何かの気付きを与えていると思う。少し上の見晴らしがいい場所に木のベンチがあって、そこに腰掛けたら違った風景が広がった。この18年間、三十五以外の人と会ったりしたけど、どういう分けか肝心のところでお前の守護霊が 全部cut off した。
今から思えば不思議なことだけど、そうとしか考えられない。一人や二人やない、それも。つまりお前の守護霊に守られておれはここまで生きてこれた、ということになる。
最近もう一人のおれが、せっせとSFに目覚めて短編を描いている。ようやく自分の得意分野を見つけた小学生に似ている。
安心しろよ、とでも言うように。
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