2022年12月19日月曜日

映画「アバター2」 Avatar ;The Way of Water

  12月17日の土曜日は早朝から電車で大阪へ。梅田は結構な人出の中、私は大阪ステーションシネマに直行した。メトロの難波でちょっと足止め、前回のSuicaが上手く動作していなかったため。やっとノースゲートビル(ルクアがある)11階の劇場に着くと9時開演まで時間があって、外の空気を吸い、15分前に珈琲とポップコーンを買って中へ。やっぱり観て感動する自分がいた。横には三十五がいなくても寂しくなかった(ちょっと強がり)。冒頭の20Th Centuryが Fox からStudiosに変わっていた。最後らへんで船が沈むシーンがあるけど、あれはきっと監督も意識していたに違いない「タイタニック」を思い起こさせた。今回の映画は、人類により住み慣れた神聖な森を追われたサリー一家が逃げ場を求めて遥かな海へと向かうが、家族の絆の力が込められていた。特に14歳の娘のキリKiriは、自然と一体になる不思議な力を持っているから森の中でも海中でも美しい神秘的な妖精に守られているような存在で癒されてしまう。彼女を演じているのはシガニー・ウィーバーで、実は73歳の女優と聞いて驚かされる。そして彼ら一家が新天地で身に降りかかる災厄の中で、一つに結びつき、一つの合言葉を声を出してみなで唱えることで家族の一体感を高めようとする。クライマックスはジェイクが、失意に苛まれてしまうネイティリに「今こそ強くなれ」と言い、その言葉で力を振り絞り健気に戦士として戦っていく。長男の最期や次男のいじめの中でのぎりぎりの海中での戦いや、キリが「どうして私はみんなと違っているの?」とひとりボヤくシーンもあるが、それらは一つの結晶となってそれぞれを結びつけていく。いくつかのシーンではほんとに涙を誘ったし、観客もすぐには出ようとしなかったのもこの映画の余韻に浸りたかったのかも知れない。今度は絶対一緒に観ようなっ。


映画『アバター』続編シリーズは、この

 第2作が2022年12月16日の公開のあと、

 第3作が2024年12月20日

 第4作が2026年12月18日

 第5作が2028年12月22日でそれぞれ米国で公開されることが決定されている。

 

 写真は、20th Century Studios 提供

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