2021年12月29日水曜日

心の叫びが聞こえる

心の叫びが聞こえる もう随分前から

それは 自分のものなのか 果たしてお前からのものなのか

よく分からないけれど ちゃんと届いている

その区別もおかしいくらい お前とおれの叫びの質は

同じような気がしている 数ヶ月も経てば

それははっきりと形となって 現れるかも知れない お前が長い間

心の中で叫び続けていたものと おれが同じように

心の中で叫び続けていたものは 同じだからと 思う

お前がもし 今周りの人に影響を受けたり 影響したりして

迷いや悩みを昇華できないでいるのなら こう考えて欲しい

おれたちが生まれるずっと前から それは決まっていたことなんだと

Jesse Gallagher"Load of the dawn"

この世で人は 何がしかの選択をしながら 生きている

それでも自分が 日常の瑣末なことに かき乱されて 

自分を失ってしまったりしていることがある よく落ち着いて考えてみたら

ちっぽけな自分の存在を苦笑してしまうくらい 大きな存在がいて 

自分を包み込みつつ導いているということが分かる 

自分が選んでいると思い込んでいたものが

実は自分が選んだ訳じゃなくて そうしないではいられない現実があったから

そうしたんだ また動かしているものは 必ずしも自分という存在ではないということも 

お前はもうすぐ気付くはずだ 

ひょっとしてそれは必然なのか 偶然なのか 

分からないまま 時は流れていても 変わらないものがあるとしたら

お前の存在をお前たらしめているもの 守り神とでも言ったらいい存在だ

そういう存在がいることに おれはごく最近になって気付いた

単にPCとすれ違ったり 何か特別な気付き 例えば予期しない時に虹が出たり

それこそ日常の ほんの些細なことで感じられるものが

実は自分がまだ気づかないでいることがあったりするんだ


お前はもうこの世に生まれた意味や理由を ある程度理解しているのかも知れない

もうすぐ今年も終わる あと数日で

きっといいことがこの先あるんだと祈りつつ 自分の今年を終えようと思っている

2021.12.29 



           2004年12月24日初めて行ったUSJ ホテル京阪(昼食のみ利用)にて


2021年12月18日土曜日

こうして2021年が過ぎてゆく

    今年もいろんな事あったなぁ。チェンマイで買ったお気に入りの財布(クレジットカード、現金等入り)を有名な外資系ハンバーガーショップの中で失くしたことがあった。連絡したら、そのことを店員が親切に教えてくれた。「ちゃんとお客さまの財布預かって金庫に入れてありましたけど、お客様が直ぐに来なかったので店長が昨日警察に届け出ました」実際言われた通り直ぐに行けなかったことを反省もした。この財布実は管轄署には届いていなかった。きっと店長がネコババしたものと思われたがどうしようもない。「いやあ、車内のゴミと一緒になって気づかずに捨ててしまいました」。腑に落ちない、と思ったが後の祭りとはこのことを言うのだろう。何度も店長に言った、誤ってそうしたと思うんですが、もう一度探したらひょっとして出てくるかもしれないので。そんな期待も無駄だった。仕方なく上司と示談交渉の上決着したが、腑に落ちなさは消えなかった。欲しいのはお金よりその財布だったから。あと僅かとなった今年も師走に入り、オミクロン株が徐々に日本でも広がる様相を見せているし、北新地のビル火災が放火殺人に発展して死者多数という、またしても京アニ事件の再来を思わせる事件が大阪で発生もした。

 たとえ色んなことがあっても、お前だけは何時までも笑顔の似合うお前でいて欲しい。もう随分前のことになるけど、2004年11月30日にリリースされたBoAの「メリクリ」は今聴いてもグッとくるものがある。

BoA「メリクリ」

 それは当時と被っているからかも知れない。あの時はお前とクリスマス・イブにUSJにも行ったし、サンタさんが壁にいる「チャペル」にも行ったっけな。(追記;そのチャペル実は2日ほどお預けになっていたようだった)翌年になって寒い日でもいつも行動を共にした。お前が7月15日に生まれてくれたこともいつも感謝している。



 12月には例年自分の10大ニュースを締めくくりとしてノートに書くことにしている。今年は多分10に収まらない気がする。コーネル大学が開発したというノートに日記やら、アイデアや思いつき、執筆の構想をその都度書いてきて、一年間で何冊にもなってしまっている。詩も描かなくてはなって思うし、一つのひらめきがiPadを通して形にもなっている。そんな繰り返しで毎日が過ぎていく。お前の影響で断捨離(そんな言葉当時知らなかった)というか、色んな意味での片付けが出来るようになったのは成長だと自分でも思う。整理するのが下手な自分が結構部屋を片付けることが出来るようになっているのが不思議。
 夢中で見た東京オリンピックも束の間だったし、去年ずっと通しで見ていた大河ドラマも来年はまた見てしまうことになるだろう。
 お前がそばにいれば、なんて贅沢は口には出来ない。出来ないけど、心にずっと思っている。乾燥した唇にリップをつけていたお前を思い出してしまうし、左側をいつも歩いていたし、身につけていたものは石鹸のいい匂いをさせていた。
 でもさ捨てられないものも世の中にはあるんやからね。だから寒いけど、ドアはずっと開けておかなくちゃね….。いつでも「ただいま」ってニコッとしてさ、お前が不意に現れるかもしれないもん。



新中東戦争のゆくえ